アーセナルはサカの代役探し、マンCはスビメンディ獲得に全力!? プレミアリーグ勢の戦力的な「1月中に解決すべき問題」を英紙が指摘
2025年の幕が開けたが、サッカー界では欧州主要リーグで1月1、2日に「冬の移籍市場」がスタートしており、各クラブにとっては残りシーズンを万全の戦力で戦う上で重要な時期を迎えている。 【画像】ファン必見!世界で躍動する“イケメン&マッチョ”アスリートたちを完全網羅! 通常、シーズン終了時の夏と比べれば派手な動きは少ないこの時期ではあるが、各国メディアは主要クラブの現状を検証した上で、この1か月ほどの補強期間での動きを予想。その中で英国の日刊紙『The Mirror』は、プレミアリーグの6大クラブに限定してそれぞれの「1月中に解決すべき問題」を指摘した。 まず、アーセナルは攻撃の核のひとりであるブカヨ・サカのハムストリング負傷に揺れている。同メディアは、「第18節イプスウィッチ戦(〇1-0)でもオープンプレーからの好機創出に苦労している様子が見られ、今後、サカ不在の影響はさらに深刻化するだろう」と指摘。「アスレティック・ビルバオのニコ・ウィリアムズ獲得は叶わなかったものの、ゴールを狙えるトップクラスのウィングこそが理想の補強」との見解を示している。 チェルシーについては、エンツォ・マレスカ監督が現有戦力の成長に注力する方針であり、補強ではなく、逆に戦力のスリム化のためにベン・チルウェルやカーニー・チュクエメカら少なくとも5選手の売却を画策中とのこと。首位リバプールも戦力は安定しており、夏に獲得したフェデリコ・キエーザがここまで期待外れということもあり、この1月にリスクを冒す可能性は低そうだという。 ルベン・アモリム新監督の下で巻き返しを図りたいマンチェスター・ユナイテッドは、マーカス・ラッシュフォードの去就に関する注目が集まっている。「この週給32.5万ポンド(約6,300万円)を受け取るイングランド代表選手の買い手を見つけるという容易ではない課題に直面。クラブとしてはこれをクリアした上で、最も明白な穴である左ウィングバックを強化したいところである」。 リーグ4連覇中ながら、昨年末から驚くほどの大失速で黒星を重ねているマンチェスター・シティは、その原因のひとつである主力の負傷をカバーするための補強が急務だと思われるが、同メディアは「レアル・ソシエダのスターMF、マルティン・スビメンディ獲得に全力を注ぐと予想される。夏にリバプールのオファーを拒否したスペイン人選手は、今冬にはバスクを離れる準備ができているといわれ、ペップ・グアルディオラ監督によって完璧な補強になる可能性がある」と綴っている。