アーセナルはサカの代役探し、マンCはスビメンディ獲得に全力!? プレミアリーグ勢の戦力的な「1月中に解決すべき問題」を英紙が指摘
最後にトッテナムは、「アンジェ・ポステコグルー監督が攻撃面で魅力的なチームに変えた一方で、守備面では全く安定しない」と現状の問題を挙げるとともに、「クリスティアン・ロメロとミッキー・ファン・デ・フェンが現在欠場しており、ラドゥ・ドラグシンは若手のアーチー・グレイとともに苦戦中。守備を立て直し、オーストラリア人指揮官が自身の将来に対する不安を減らすには、1月にCBの補強が不可欠である」と主張した。 なお、今月からは残りシーズンを乗り切るためだけでなく、来季以降の戦力の確保のための動きが各クラブに求められる。というのも、今季いっぱいで契約満了を迎える23歳以上の選手については、この冬からの他クラブとの交渉が可能となるため、その慰留が必要となるからだ。 プレミアリーグの各クラブの主力選手も、ライバルのターゲットとなっている者は少なくない。スポーツ専門チャンネル『ESPN』はその中で、リバプールだけでも、エースで多くのメディアや有識者が今年のバロンドール候補にも挙げるモハメド・サラー(残留が優先ながらも交渉次第ではパリ・サンジェルマン等が新天地候補に)、そのチームメイトでレアル・マドリーの関心が報じられているトレント・アレクサンダー=アーノルド、そして最も価値の高いCBのひとりであるフィルジル・ファン・ダイク(残留優先)の名を挙げている。 また他クラブでは、ソン・フンミン(トッテナム)、ケビン・デ・ブライネ、イルカイ・ギュンドアン(マンC)、トーマス・パーテイ、ジョルジーニョ(アーセナル)、ハリー・マグワイア(マンU)といった実績十分のベテランをはじめ、DFタイリック・ミッチェル(クリスタル・パレス)、FWドミニク・キャルバート=ルーウィン(エバートン)といった攻守のイングランド代表選手も注目株とされており、その動向が気になるところだ。 構成●THE DIGEST編集部