これが森保ジャパン「対アジア最適解」のベストメンバーだ!
■現時点でのベストメンバー "攻撃的3バック"という新たな活路を見いだした森保ジャパン。現段階での理想のスタメンは誰になるのか? ミムラ氏が名前を挙げる。 「GKはパリ五輪で活躍した小久保玲央ブライアン(シント=トロイデン)も面白いですが、今夏に移籍したセリエAで出場機会を得ている鈴木をまずは考えたい。アジア杯に引き続き、ボールをつなぐサッカーを標榜する森保監督は、鈴木のキック精度に期待したいはずです」 アジア勢に対する戦い方の最適解を考える上で、重要な役割を果たす守備ラインはどうなるか? 「先ほど高評価した3バックですが、あくまでも4バックがうまくいかなかった場合のオプション。これまでの4-5-1のフォーメーションを基本に考えると、DFは右から菅原由勢(サウサンプトン)、冨安、板倉滉(ボルシアMG)が並び、左サイドバックは伊藤洋輝(バイエルン)が骨折で年内復帰も難しい状況なので、3バックも4バックもこなせる町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)に期待します」 町田の存在に注目するのはレオザ氏も同様だ。 「本来は冨安が守備の中核を担うべきですが、ケガでプレミアリーグ開幕に間に合わなかった。そこで期待したいのは左利きでセンターバックもサイドバックもできる町田です。日本にいたときよりも引き出しは増えています」 中盤より前の構成はどうなるのか? 「ボランチは遠藤と守田。右アウトサイドは堂安律(フライブルク)で、左アウトサイドに三笘薫(ブライトン)。シャドーの位置に久保か、今夏、プレミアリーグへ移籍した鎌田大地(クリスタル・パレス)。 遠藤と鎌田をボランチにして久保と堂安がシャドーという組み合わせも。ワントップは上田綺世(あやせ/フェイエノールト)が一番手ですが、パリ五輪で活躍した細谷真大(柏)も試してほしい」(ミムラ氏) レオザ氏も攻守のキーマンとして遠藤と三笘を挙げる。 「守備のリーダーであり、森保監督の防波堤にもなれるのが遠藤です。三笘はプレミアでも5本の指に入るウイング。相手が中を固めても、三笘がサイドを突破し、そこからチャンスが生まれる。