【漫画】ご飯を食べたふりや元気なように演技をする小鳥に要注意!?体重が減ったときの注意点を説明【作者に聞く】
小鳥は見た目のかわいさと、「散歩をしなくていい」「犬や猫と違ってしつけがいらない」など手軽に飼えそうなイメージもあって、人気を博している。しかし、「鳴き声が大きい」「問題行動を起こすためトレーニングが必要」といったケースもあり、「思っていたのとは違う」との理由から、手放してしまう人もいるのだとか。 【漫画】本編を読む そこでウォーカープラスでは、小鳥を飼いたい人や飼い始めたばかりの人に知ってほしい知識や注意点を伝える漫画「トリ扱い説明書」をご紹介。3羽の小鳥と暮らす鳥野ニーナさん(@sinamomomomo)のインタビューとともに、「森下小鳥病院」の院長・寄崎まりを先生の監修&エッセイで、わかりやすくお届けする。 ■初心者にも簡単に健康状態が観察できる方法とは 毎日鳥さんの状態を確認するために、一番重要なことは「体重測り」だと話す「森下小鳥病院」の院長・寄崎まりを先生。具合が悪く、食欲がなくてもエサを食べているふりをする。体重の変化は客観性のある数字として表れるので、初心者でもわかりやすいのだという。 メスの鳥さんは発情するだけで体重が増えたり、おなかに卵ができるとたくさん産んでしまい、卵が詰まるなどのトラブルが起きることも。体重をコントロールすれば、それも体重測定である程度予測でき、卵を産まないように調節もできる。 体重測定のタイミングについて寄崎先生は「朝起こした直後でエサも水も入れる前が理想的。鳥さんは食道にそのうというエサをためる袋があるので食べると体重がかなり変わってしまう。一日の内でできるだけ同じ時間に測るようにし、体重はできるだけ毎日測りましょう」とアドバイスしている。とくに換羽や産卵時、具合が悪いときなど、普段と様子が違うときには必ず測定や健康診断は受けてほしいと教えてくれた。 取材協力:「森下小鳥病院」院長・寄崎まりを先生