ストーンアイランドのダウンは、極上素材が揃い踏み──特集:今年のダウンジャケットの選び方
ガラス粒子が入ったリフレクター素材、蛍光ウール、再生ナイロンのガーメントダイなど、ストーンアイランドらしいテクニカルな素材がラインアップ。 【写真を見る】それぞれのプライスとディテールをチェック!
唯一無二のテクスチャー
ストーンアイランドは、1982年にイタリアのラヴァリーノで誕生。アイコンであるコンパスのロゴバッジと、「究極の研究と最高の機能性」という理念を体現した特殊な素材開発が持ち味で、これまでに様々な生地を作り出してきた。今季はよりタフでラギッドなデザインのマウンテンパーカや、定番のガーメントダイを再生ナイロンで仕立てたダウンジャケットなどをピックアップ。シーズン限定でリリースする、デジタル調のカモフラ柄にも注目したい。 ■「NYLON METAL IN ECONYL® REGENERATED」ダウンジャケット 独自のテキスタイル研究から生まれた、ナイロン糸とグレーの緯糸、白い経糸の特殊な組み合わせでできた玉虫色のメタリックな素材がベース。さらにガーメントダイを施すことで、微光沢のある独特の風合いを生み出した。再生ナイロンを用い、持続可能な社会実現に貢献する。 ■「EARTH MAPPING CAMOUFLAGE」ダウンベスト オレンジ×ブラックの柄は、地球の衛星写真からインスパイア。起毛したコットンキャンバスに、オリジナルのカモフラージュ柄をプリントした存在感のある一着だ。フロントには大きなハンドウォーマーポケットを配備し、ラギッドなデザインが際立つ。PFC(フッ素化合物)フリーの撥水加工が施され、環境に配慮しながら悪天候にも耐える仕様となっている。 ■「EARTH MAPPING CAMOUFLAGE」アイスジャケット 高密度に織り込んだ再生の軽量ナイロンを使用。上のベスト同じく、地球の衛星写真からインスパイアされたカモフラージュ柄をプリントしている。使用したペイントは、顔料と感熱性の粒子を含み、冷気にさらされると製品の色が変化するギミックを持つ。取り外し可能なフードの中にはオレンジのマスクが付き、ストリートっぽいアクセントも見応えあり。 ■「PLATED REFLECTIVE」ダウンジャケット_STONE ISLAND MARINA タフなベージュのウールナイロンと、蛍光のナイロンキャンバスのコンビ素材を用いた1着。迫力のあるオーバーシルエットを採用し、蛍光のナイロンは微細なガラス粒子の入ったリフレクティブなコーティングを施す。グレードの高いダウンを使用し、保温性も抜群だ。 ■ストーンアイランドジャパン TEL:0120-988-943
文・オオサワ系、森下隆太 写真・高橋絵里奈 スタイリング・安倍拓志 編集・岩田桂視(GQ)