“進化したカラオケ”が介護現場を変える 健康維持から施設運営の効率化まで…新しい介護のカタチ
業務効率化で手厚いケアが可能に
この機器の真価は、利用者の楽しみや健康維持だけでなく、施設運営の効率化にも現れている。機器と連携したソフトを使うことで、介護報酬の算定や訓練計画の作成など事務処理にかかっていた時間が、それまでの5分の1程度にまで軽減できたという。 こちらの施設では、プログラムを積極的に活用することで、利用者に対しこれまで以上に手厚いケアができるようになったという。山内英仁代表は「最初は(機械に)任せてしまってどうだろうとか思ってたんですけど、職員一人一人の仕事も楽になっておりますし、余裕ができるといいますかね。それだけ助けられてるなと実感します」と語った。 利用者にとっても職員にとってもプラスになる、新しいカラオケのカタチ。深刻な人手不足が続く業界で、新たな取り組みが進んでいる。 (テレビ愛媛)
テレビ愛媛