「この勝利はタケのおかげ」バルサ撃破に多大な貢献を果たした久保建英に現地メディアから絶賛の嵐!「ボールを持っていない時も献身的に」
敗れたバルサの地元スポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、ライブ実況の記事で「久保がドリブルとカットインを重ねてスペースを見つけ、低いシュートを放って、GKイニャキ・ペーニャをあと少しで驚かせるところだった」「久保の素晴らしいクロス」「最高のプレーを見せた」と、たびたび日本人選手のプレーに言及している。 また個別評価の記事では、久保を「スター」と表現し、寸評でも「右サイドで常に危険な存在だった。時折(対面する)バルデを翻弄し、チームに最大のメリットをもたらすために試合を完璧に理解して動いていた。素晴らしい働きぶりだった」とポジティブにそのプレーを評した。 日刊紙『El Pais』は、「9月から続いていたバルサの好調は終わり、ラ・レアルの輝きとタケの実力が際立った」と伝え、久保についてはさらに「彼の存在はレアレ・アレナにおいて、バルサにとってのラミン・ヤマル(負傷欠場)と同じくらいの重みがあった。ソシエダは、奇しくもラ・マシア(バルサの育成組織)でも活躍した日本人選手が織りなすプレーを中心にして、素晴らしい試合を完成させた」と絶賛している。 ソシエダの地元バスクの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、「久保は電光石火のプレーを見せ、リーガを大きく揺るがそうという意欲を持っていた」と、彼の影響力の高さを強調。10点満点の採点ではチーム最高タイの「9」という高評価を下し、以下のようにそのプレーを振り返った。 「日本人選手は素晴らしいプレーを披露し、右サイドで鋭い突破を仕掛けた。彼の電光石火のプレー、モチベーションの高さ、そしてインスピレーションによって、試合の流れが変わった。バルサに対して、プレッシャーをかけ続けた。CKでゴールが決まらなかったのは残念だった」 サッカー専門サイト『El Desmarque』は、「電光石火のプレーであり、それは今季これまで以上に、見る者にとって馴染みのあるこの日本人選手のプレーだった。試合中、バルサ守備陣にとっては、もうひとりの頭痛の種となった」と寸評を綴り、採点は決勝点のベッカー(9)に次ぐ「8」を付与している。 構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】
- スペイン2強の力関係が逆転! メッシが去るのを15年以上待ち→エムバペ獲得で今後10年安泰かと思った矢先に→天才ヤマルが台頭…「マドリーの上層部にとってはまさに悪夢だ」
- 今シーズン無得点のベリンガムの起用法巡り、マドリーのアンチェロッティ監督に逆風…「ペレス会長に『ノー』と言えなかったことを彼は後悔し、内心毒ついていることだろう」
- 「9番のプレーを身につける必要がある」マドリーでフィットしきれていないエムバペに、同胞の先輩アンリ&ベンゼマが指摘と激励!「左サイドでプレーすることは忘れなければならない」
- 「リーガに恋人がいる」マドリーFWエンドリッキ、今冬にスペイン国内でレンタル移籍か。18歳の神童を欲しがるクラブは?「ペレス会長との親密な関係を利用して…」
- 「素晴らしい」「ウォーカーを苦しめた」 三笘薫が王者マンC撃破に貢献し現地メディアから賛辞! 一方で「ファンを苛立たせた」場面への言及も