Indeed、「女性の仕事と子育ての両立に関する調査」を実施 正社員ワーママの約3人に2人が「将来的なキャリアプランの見通しが持てない」と回答
多くの正社員ワーママが、子どものための時間や自分のための時間、精神的な余裕を持てずに悩んでいる様子が伺える。
■正社員ワーママの3人に2人(66.5%)が「将来的なキャリアプランの見通しが持てない」
また調査の結果、正社員ワーママの約3人に2人にあたる66.5%が「将来的なキャリアプランの見通しが持てない」と回答。
子どもの年齢別では、第一子の年齢が0~2歳時が最も高く77.5%にのぼり、それ以降子どもの年齢が上がるにつれて割合は低くなっており、子どもの年齢が小さいほど、先のキャリアの見通しを立てにくい状況におかれていることが分かった。
■正社員ワーママは家事・育児の74%以上を自分で担っている。
正社員ワーママに、家事と育児それぞれについて、「自身」「配偶者」「配偶者以外の家族」「外部の有料サービス」での希望する分担割合と実際の分担割合を聞いた。
その結果、家事の希望分担割合は平均で「ワーママ本人」が59.0%、「配偶者」が36.9%、「配偶者以外の家族」が7.6%、「外部の有料サービス」が2.2%となった。
育児の希望分担割合も同傾向で、平均で「ワーママ本人」が59.5%、「配偶者」が38.9%、「配偶者以外の家族」が5.1%、「外部の有料サービス」が2.6%という結果に。
一方で、実際の分担割合を聞くと、家事の分担割合は平均で「正社員ワーママ本人」が74.2%、「配偶者」が20.6%、「配偶者以外の家族」が7.8%、「外部の有料サービス」が0.7%の割合に。
育児も同傾向で、平均で「正社員ワーママ本人」が74.1%、「配偶者」が22.7%、「配偶者以外の家族」が5.7%、「外部の有料サービス」が1.0%の割合で分担されていることが分かった。
家事・育児ともに、74%以上を正社員ワーママが担う現実が浮き彫りとなり、女性への家事・育児の偏りや両立にあたっての負担の大きさが伺える。
■将来、子どもをもっても正社員として働きたいと考えるプレワーママ・パパの9割が不安を感じている