【DDT】1.18品川、KO-Dタッグ防衛戦を控えたMAO「今年はDDTの『MAO』の名を日本のプロレス界に轟かせたい」
――確かにMVP級の活躍を見せてくれましたね。 MAO:ですから今年は他団体に目を向けて活動していきたいですね。 ――ファンから「新日本プロレスのBOSJ(ベスト・オブ・スーパー・ジュニア)に出場して欲しい」という声も上がっています。 MAO:2023年3月の後楽園「ジュニア夢の祭典 ~ALL STAR Jr. FESTIVAL 2023~」と同年8月のアメリカ・フィラデルフィア「ALL STAR Jr. FESTIVAL U.S.A 2023」、2024年5月「ALL TOGETHER」、同年6月「デスペ・インビタショナル」に出場して十分戦えたし、むしろ食ってやったぐらいに思っています。 DDTの代表として他団体で通用したし、むしろDDTのためにもガンガン他団体に出るべきじゃないかと。KING OF DDTトーナメント2024覇者としてDDTを背負う資格はあるので、いろんな団体に出たい気持ちはあります。 それに他団体に出場しても自分を乱さずに自分のペースで試合ができる。やっぱり海外遠征でさまざまな国のレスラーと戦って場数を積み上げて来ました。 だからどんなリングでも自分の色をしっかり出せる。「DDTのMAO」の名を日本のプロレス界に轟かせたいと思います。
――ところで1月18日品川大会、CD デビューした「NωA Jr.」の夢虹&須見和馬組がKO-Dタッグ挑戦に名乗りをあげました。 MAO:気づいたら、そういう立場になってるんですよ。僕が入門した時、チームドリフの入江茂弘さんや石井慧介さん、高尾蒼馬さん。そして彰人さんが先輩として高い壁になってくれました。 今、僕が中堅となり、その先輩たちの世代になった。後輩たちに「MAOと試合をしたら面白いな」という感覚を持ってもらいたいです。 ――対戦相手には、昨年「MAO選手と海外遠征に行きたい」と話した夢虹選手もいます。 MAO:昨年11月、アメリカ・ワシントン「DDT In Utero」に連れて行くことができて良い経験になったと思う。ただKO-Dタッグ王座のチャレンジャーになるのは話が別。僕からしたら、まだまだガキだし負ける要素が1つもないから何の心配もしていない。それは須見も同じ。 今回、KO-DタッグはTo-yに任せて僕はバックアップに回ると決めている。この先どんな挑戦チームが来るか分からないし、僕が先導してぶっ倒す相手が来たら前に出るけど、夢虹&須見和馬はそうならない。 やっぱり試合は「格下の相手」と「同格の相手」そして「格上の相手」と戦い方が変わってくる。負けることは100%ないので、そういう戦い方をTo-yがちゃんとできるどうかを見定めていきたいですね。
大楽聡詞