【ONE】野杁正明が1・24『ONE 170』に緊急参戦「今回はさらに進化した姿をお見せすることは約束できます」
2025年1月24日(金)タイ・バンコクのインパクトアリーナ『ONE 170』に、野杁正明(team VASILEUS)の緊急参戦が決定した。 【写真】対戦相手はイラクのタクレティに決まった 野杁は2009年にK-1甲子園初となる高校1年生王者になり、“怪物”と呼ばれるようになった。圧倒的なテクニックと類まれなるセンスでプロ転向後すぐにトップクラス入りし、WBCムエタイ日本スーパー・ライト級王座、第2代Krushウェルター級王座、NDC -66kg王座などを獲得。2017年6月には日本人選手として初めてゲーオ・ウィラサクレックに勝利し、第2代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者に。 翌年にはウェルター級に転向し、ジョーダン・ピケオーには敗れたもののその後は連勝。2021年9月の「第2代ウェルター級王座決定トーナメント」を全試合KOで制して2階級制覇。2021年のMVPを獲得した。2022年6月の『THE MATCH』で海人との国内頂上決戦に敗れるが、その後は2連続KO勝ちで復活。2024年6月に『ONE 167』でONE初参戦を果たしたがシッティチャイに判定3-0で敗れた。12月の2戦目でもリウ・メンヤンにも判定で敗れ連敗中。戦績は49勝(25KO)13敗。 今回はフェザー級キックボクシングルール3分3Rで、シャーキル・タクレティ (イラク)と対戦。タクレティは2023年10月の『ONE Fight Night 15』でONE初参戦。バムパラ・クヤテに判定勝ちを収めたが、2024年1月の2戦目でルンラーウィー・シッソンピーノン(タイ)にTKO負け。過去2試合はオープンフィンガーグローブ着用のムエタイルールで試合をしており、ヒジ打ちでダウンを奪ってもいる。186cmの長身(野杁は175cm)。加えて、クヤテ戦は79.15kgのキャッチウェイト、ルンラーウィー戦は1階級上のライト級(-77.1kg)で試合をしていた。 野杁は「前回の負けで得るものが大きかったです。今回はさらに進化した姿をお見せすることは約束できます。ONEフェザー級でチャンピオンになると心に決めてONEに挑戦しています。フェザー級で通用するところを見せますので、待っていてください」とのコメントを寄せている。
ゴング格闘技
【関連記事】
- 【ONE FF】野杁正明「終わった。もう終わってしまった」絶望の淵から周囲の言葉で再起を決意「もう一度リングに戻ります。負けたままでは終わらない」
- 【シュートボクシング】海人が右手の怪我を告白、12月決戦に敗れた野杁正明と原口健飛にエールも「世界一を決める戦いの相手は絶対に野杁さんがいい」
- 【ONE FF】野杁正明がダウンを喫し追い上げるも届かず判定負け
- 【UFC】中村倫也が出場予定の『UFC 311』がロサンゼルス火災で開催の危機。ダナ・ホワイトUFC代表、第一対応者に「私やUFCから必要なものがあれば、何でも言ってほしい」と声明
- 【UFC】朝倉海、次戦も「もう1回、フライ級で戦う」「5月には試合できる」──JTT改革にも着手