【DDT】1.18品川、KO-Dタッグ防衛戦を控えたMAO「今年はDDTの『MAO』の名を日本のプロレス界に轟かせたい」
12.28両国大会、KO-Dタッグ王座決定戦で遠藤哲哉&高鹿佑也組を破り、見事王者に輝いたMAO& To-y。早くも1.18品川大会で初防衛戦が決定。挑戦者はCDデビューを果たしたアイドルユニット「NωA Jr.」の夢虹&須見和馬。負ける要素が全くないと語るMAOに今年の抱負を聞いた。 【写真】DDT無期限休業、ノアレギュラー参戦の遠藤哲哉 ――12.28両国、To-y選手とのKO-Dタッグ王座を獲得。その試合前の取材で「The37KAMIINAでやれることはやり尽くした。To-yを押し上げることができれば、自分も次のステップに行ける」と話していました。となると、いよいよ2025年はMAO選手も次のステップに進むのでしょうか? MAO:いや、まだまだっすよ。KO-Dタッグを獲ってスタート地点に立っただけ。To-yに進むべき分岐を与え、背中を押し続けるのも僕の仕事。 昨年末、両国でベルトを獲得したのはゴールじゃない。やっとスタート地点に立てただけなんですよ。そこで満足してないと信じたいですけど(苦笑)。 あとは、ここから僕がいろんな相手と戦ってタッグチームで培ってきたものをTo-yに伝えたい。To-yがキャリア重ねて、将来僕以外の誰かとタッグチームとして積み上げられるように基礎を作っているところです。
――KO-Dタッグを獲って、戦いを通じてMAO選手のスキルをTo-y選手に伝えるのですね。 MAO:そう、教えていきたい。僕は「MoonlightExpress」でマイク・ベイリーから教わったことがベースにあり、VENY(当時は「朱崇花」)や勝俣瞬馬とKO-Dタッグ王座を獲得することができました。 僕の中で「MoonlightExpress」で学んだことがタッグの土台になっています。そういった基本が一つあると「レスラー」として伸びると思うんですよ。 あとは「ベルトを獲る」という成功体験。「頑張れば勝てる」ということを、To-yにキチンと教えないといけないですね。 ――個人的に2025年のMAO選手の動きに興味があります。年明けからKONOSUKE TAKESHITA選手のDDT、AEW、新日本の3団体所属や、遠藤哲哉選手のノアレギュラー参戦が発表されました。MAO選手も他団体に出場するのかと… MAO:今、手元にあるのはKO-Dタッグ王座とBZWタッグ王座。去年はDDT UNIVERSAL王者だったし、KING OF DDTトーナメントを制覇して両国国技館のメインイベントでKO-D無差別級選手権試合もありました。 シングルプレイヤーとしてDDTで出来ることはやり尽くしたし、自分で言っちゃうけど2024年のMVPみたいなもん(笑)。