世界トーナメント査定試合に出場の中野椋太がタイトル戦への格上げアピール。内定の白鳥は原口健飛へのライバル心むき出し【RISE】
「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」(9月8日、神奈川・横浜BUNTAI)の追加カード発表会見が8月2日、都内で開催された。 今年12月に開催が予定されている「GLORY×RISE世界トーナメント」の査定マッチとなるスーパーライト級(-65kg)の試合が新たに2試合発表された。 現RISEウェルター級王者の中野椋太(誠至会)がイ・ソンヒョン(韓国/RAON)と対戦する。ソンヒョンは現在RISEのスーパーライト級1位で、かつてミドル級とライト級でタイトルを獲得している強豪。2人は昨年7月にウェルター級(-67.5kg)で対戦し、中野がバックハンドブローで2RKO勝ちを収めている。 中野は前戦となった6月の大阪大会では宇佐美秀メイソンと対戦し、バッティングによる負傷判定でドローに終わっている。 中野は「ソンヒョンと試合が決まって、僕が再戦したいのはメイソンで。それは置いておいて。65kgで世界トーナメントに挑戦するので、この試合はタイトル戦でやってほしい。どうですか? ソンヒョンは1位じゃないですか。で、王座は空位じゃないですか。で、僕は67.5kgのベルトを持っていて、65kgの世界トーナメントをやるのに王座が空位というのはおかしいんで、ここでタイトル戦をやってもらって、王者になったほうがトーナメントに出るという形で、よろしくお願いします」とタイトル戦への格上げをアピール。
相手の印象を問われた際にも「倒しているので印象はない。あれ以上の作品を作るなら、-65kgのタイトル戦をやってほしい」とかぶせる。これに伊藤隆代表が「タイトル戦でもいいカードですよね。今回は選考マッチということもあるし、65kgはRISEだけでなく世界でも激戦区だと思う。今回は選考マッチとさせていただくが、今回の中野椋太の気持ちは預かります」と語るにとどめると中野は「盛り上がるんやったらタイトル戦だと思うんですけどね」と不満げ。 KO勝ちをしているのに再戦ということについては「おもんなという感じなんですけど」と語ったうえで「タイトルマッチやってほしいなって思っています。3分5Rで決着つけたほうが見ている人は面白いじゃないですか」とダメ押し。果たして伊藤代表を翻意させることはできるのか…。