作家の宗田理さん死去 「ぼくらの七日間戦争」
少年少女が力を合わせて嫌な大人をやっつける「ぼくらの七日間戦争」などの小説で人気を博した作家の宗田理(そうだ・おさむ)さんが8日午後6時26分、肺炎のため名古屋市の病院で死去した。95歳。東京都出身。葬儀は家族で行った。喪主は長男唯(ゆい)氏。 少年期は愛知県で育ち、日本大芸術学部映画学科を卒業。シナリオライターや編集者などを経て作家となり、小説「未知海域」が直木賞候補になった。 85年の「ぼくらの七日間戦争」が子どもたちを中心に支持を集め、宮沢りえさん主演で映画化された。