関東一の米沢貴光監督＝千葉県白井市で２０２４年２月１日、渡部直樹撮影

　第96回選抜高校野球大会は18日、阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で開幕し、開幕試合の1回戦で関東一（東京）は八戸学院光星（青森）に3―5で敗れた。 【熱戦の開幕試合を写真で】八戸学院光星ー関東一（1回戦） 　関東一の米沢貴光監督の主なコメントは次の通り。 　◇1点を取りきれなかった 　◇関東一・米沢貴光監督 　（四回1死一、三塁で三塁走者がスタートするなど）エンドランや、スクイズを仕掛けたが、相手先発の洗平君はここ一番の場面で力があり、1点を取りきれなかった。バットが変わって打球が飛ばないと言われる中で、点を取る何かを持っていないといけない。 　相手打線は真っすぐに強いと思っていたので、（技巧派左腕の）畠中を先発させた。制球良くコーナーに投げ分けて、自分の良さを出していた。体力面が課題なので、九回を投げきることを目指してほしい。 　（両チーム合わせて長打が1本だけ。低反発バットの影響は）僕らはもう慣れたんですけど、たぶん今日から見た人は「全然打てないな」と思われたかもしれない。こういうゲームを練習試合、紅白戦でもやってきているので、感覚としては一緒ですかね。 　うちに力がなかったということ。（力のある）投手同士であれば当然こういう試合になっていく。その中で、一つのエラーをした方が負ける。うちは（タイブレークの延長十一回に）悪送球もあって3点を取られて、打つ手がなくなった。