【オーナー紹介】 フォルクスワーゲン・ファン・ミーティングで聞いた愛の形!
"この子"に乗るため免許を取得した20代女子
『フォルクスワーゲン・ファン・ミーティング』には、多くの女性オーナーが参加したが、2014年式ザ・ビートルで駆けつけたsayaさんもそのひとりだ。 【写真】フォルクスワーゲン愛にあふれたオーナーさんと愛車たち (61枚) 「実家に自家用車がなかったので、特にクルマに興味がなく、ずっと電車にしか乗らない日々でした。ですが、彼との初めてのデートのときにポロGTIで迎えにきてもらい、クルマのある生活の楽しさを知りました。 それからの日々、電車では行けないさまざまなところに連れていってもらい、一緒にクルマでラジオや音楽を聴いたり、寄り道をしたり、楽しかったです」 sayaさんの彼氏であるRyoさんによると、ポロGTIは2009年式の4代目/9N型で、彼とポロGTIの存在によって、sayaさんは徐々にクルマに興味を持ち始めることになったそうだ。 「クルマの魅力に気づかせてくれた大切な存在なので、いまでもポロGTIは忘れられない一台です。彼にフォルクスワーゲンの画像をいろいろ見せてもらっているうちに、デニムブルーの雰囲気とザ・ビートルならでは可愛さに一目惚れしました」 そして免許もまだ持っていないのに(!)買うところまで行ってしまったらしく、sayaさん曰く、"この子"に乗るために教習所に通ったそうだ。 「デニムブルーのザ・ビートルを2023年の6月に購入しました。海が似合うクルマだと思うので、海に一番近い場所のひとつである千里浜を走らせてあげたいです」 室内はダッシュボードの上に置いたミニカー、エアコン送風口に付けた自作の花瓶、芳香剤やキーホルダー、川崎フロンターレのフラッグなど、水色の小物たちであふれている。かくして、もともと水色が大好きだったsayaさんは、その色がとてもよく似合うザ・ビートルと恋に落ちたのであった。
1970年代カリフォルニアをイメージしたタイプ3
「いつかフォルクスワーゲンを買う! と思っていまして、5年前に湘南の自宅近所で見つけて即決しました。いま53歳ですが、若い頃からタイプ3のバリアントを探していまして、結果的にファストバックにはなりましたが、売り物に心を寄せてしまいました」 1971年式のタイプ3を購入したTAKAさんは、外装色とスタイルが気に入ったファストバックを購入。サーフィンが趣味なので、ルーフにボードを載せ、愛犬のゴールデンレトリバーと一緒に海沿いの道をクルージングしてきた。 「これまでにスプリンター・カリブ、2台のチェロキー、2台のデリカD:5を所有し、現在も新しいほうのデリカD:5は残しています。そして、タイプ3を増車しました」 デリカD:5と仕事用のクルマがあるので、タイプ3はカリフォルニアのビーチにいそうな雰囲気で仕上げており、その作業内容を話してくれた。 「カリフォルニアからシートの表皮やステアリングなどを輸入し、内装をレストア。PRとプロモーションの仕事をしており、撮影に使いたいので、オリジナルを重視するよりもキレイに仕上げることを心がけました。イメージは、1970年代のカリフォルニアです。 もともとブルーだった外装は、オールペイント。内外装を同じタイミングでリセットしました。スポーティなところがお気に入りで、トラブルがなく、FLAT4のクーラーを装備しているので安心してドライブできます。想像以上の楽しさです」 走行距離は購入時がメーター上1万5000kmで、いま2万9200km。アウトバーンのホワイトウォールタイヤがヴィンテージな雰囲気を演出している。タイプ3で海沿いのドライブを楽しむだけでなく、仕事の撮影にも使っているそうだ。