二次燃焼構造で煙が少なく抜群の高出力を実現! 高耐久性とサビに強い薪ストーブの実力とは
2024年10月9日(水)~11日(金)の3日間、千葉県美浜区の幕張メッセで「第18回 国際ガーデン&アウトドアEXPO」が開催中です。ソトラバ編集部ではキャンプ・グランピング用品をはじめ、ガーデニング雑貨&用品など、900社におよぶ出展ブースから、面白いアイテムを発掘してきました。 【写真】二次燃焼構造の薪ストーブの機能性をチェックする(全15枚)
秋冬のキャンプで主役級の活躍が期待できる薪ストーブ
全国的に朝晩の冷え込みが少しずつ厳しくなり、いよいよ本格的な秋冬のキャンプシーズン到来です。とはいえ寒さに震えながらのキャンプは決して外遊びを満喫できるとはいえません。そこで防寒対策として投入したいのが薪ストーブです。
新潟県燕市産のステンレス製「薪ストーブ」
1958年の創業以来、スプーンなどのステンレスカトラリーの磨きや製造を手がける片力商事が、2021年にスタートさせたブランドが新潟県燕市の「PTYGRACE(以下、プリグレース)」です。同ブランドは『第18回 国際ガーデン&アウトドアEXPO』にて薪ストーブの「FIRE 壱ONE」を出展。ストーブの筐体に耐久性とサビに強いステンレスを採用し、ストーブの脚にはペグダウンできる穴を設けることで、地面にしっかり設置・固定ができるので安心して使用できます。 また、FIRE壱ONEのステンレス製の扉にはブラックの耐熱塗装が施されており、デザインにアクセントを与えながら存在感のある佇まいが魅力たっぷりです。もちろん、ストーブの炉内には30~40cmの薪を投入することができ、扉部と本体両サイドに設けられた吸気孔により、二層の二次燃焼構造とすることで未燃焼ガスに高温の空気を送り込み、再燃焼させるため煙が少なく高火力で焚き火調理にも便利です。 組立時の煙突の高さは230cmとなりますが、高さ調整が可能。煙突の固定フックにより強風時でも安心して使用することができます。
「FIRE 壱 ONE」で美味しいご飯をご賞味あれ
プリグレースでは、薪ストーブのほかテントサウナ専用薪ストーブ、さらにチタンやステンレス製のシェラカップ、スプーンやフォークなどのカトラリー、ステンレス製トングや三層ステンレス製ダッチオーブンなどもラインアップ。 また、ステンレス+アルミニウム(内面フッ素加工)の「グラッド超 羽釜 舞 1合炊」、「グラッド超 羽釜 舞 3合炊」をFIRE 壱 ONEに載せて直火で炊飯できるほか、ガスコンロやIHクッキングヒーターでもお米が早く焚ける羽釜となっています。木製の蓋付きなので密閉性が高く、炊けたお米を長時間温かいまま保てるのも魅力。 飯盒炊爨では、どうしても焦げ付きが気になってしまいますが、この羽釜には内側のフッ素加工コーティングにより、焦げつきにくく洗いやすいことで使い勝手は◎といえます。薪ストーブのFIRE ONEで羽釜を使った炊飯やキャンプ飯調理まで、満足度の高い外遊びを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ソトラバ編集部