なぜカード会社は「リボ払い」を勧めてくる?危ない・やばい・怖いと言われる理由は?仕組みとリスクを知って安全に
◆リボ払いのメリット・デメリットは? (メリット)・毎月の支払金額が一定 一度に支払うことが難しいような高額な買い物をしたときも、支払いが月ごとに分散されるため、家計が圧迫されません。 支払金額が一定になることで、家計管理も楽になります。 ・繰上げ返済ができる リボ払いは、お金に余裕ができたタイミングで繰上げ返済をすることができます。返済期間が短くなれば、その分手数料も抑えられます。 (デメリット)・手数料がかかる カード会社によっても異なりますが、一般的なリボ払いの手数料は年率15 %程度。これは、消費者金融からお金を借りた場合とほぼ同等です。 支払期間が長期化すると、手数料が膨らみ、払いきれない金額になってしまう恐れがあります。 ・お金を使いすぎてしまうリスクがある リボ払いにより毎月の支払金額が一定になると、現在の支払残高を把握しづらく、ついお金を使いすぎてしまう可能性があります。当然ながら使った分だけさらに支払残高が増えていってしまうので、いつまでたっても支払いが終わらないという事態に陥りかねません。 ここまでリボ払いのリスクについて解説してきました。 ただ、リボ払いが危ないと言われるのは、あくまで無計画に使いすぎてしまった場合です。以下の3つを心がけておけば、リスクを回避して安全に利用することができます。 ・利用明細を毎月確認する ・一度利用したら、完済するまでリボ払いでの支払いは避ける ・お金に余裕ができたタイミングでこまめに繰上げ返済をする 収入と支出を考え、計画的に利用しましょう。
「婦人公論.jp」編集部