大阪府・吉村知事が定例会見5月19日(全文6完)偽造署名が事実なら厳正に処罰されるべき
愛知県知事リコール問題で田中氏逮捕。受け止めを
朝日新聞:朝日新聞の久保田です。本日、愛知のリコール書面偽造問題について事務局長だった田中孝博氏が逮捕されました。かつて維新の支部長でもあり、知事自身もこの運動自体を支持するという立場だったので、あらためて受け止めをお伺いできますか。 吉村:リコール活動、これ自体は直接民主主義として認められたもので、非常に重要なものだというふうに思っています。それ自体が悪いとか、そういうものではないと。これは民主主義の下で認められている制度だと思います。ただ偽造、大量に署名するなんていうのは、これはもう違法行為で犯罪行為ですから、これはあってはならないと思っています。今回報道されているのが事実ということになってきて、今回の逮捕というのがあるわけですけれども、それについては厳正に処罰されるべきだというふうに思っています。
リコール運動は党を挙げた活動ではなかった?
読売新聞:ほかにございますでしょうか。すいません、その関連で、リコールの関連でなんですけども、今回、逮捕された当時、5区の支部長を務めておられて、松井代表はそのことについて、これまで党を挙げた活動ではなかったというふうに否定されているんですけども、あらためて吉村副代表の認識をお聞かせください。 吉村:これはリコール活動が始まる前に、松井代表自身が日本維新の会としてこのリコール活動には関与しないと明言、公言もされています。だからこれは党として活動しているものではないし、関与しているものではないということです。ですので、これは田中氏自身が活動されたということだと思いますし、そこに偽造署名があったということであれば、これは厳正にやっぱり処罰されるべきではないかというふうに思っています。 読売新聞:ほかにございますでしょうか。ないようなので、これで終了します。ありがとうございました。 (完)【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見5月19日