新型コロナ専門家会議 脇田座長らが会見(全文6完)北海道知事には感謝している
都道府県単位で考えているのか
北海道放送:すいません、北海道放送と申します。やはり11ページの3つの分類なんですけれども、そもそもこれ、北海道というのは結構広い地域なんですけれども、そういう意味でこれ、都道府県単位で考えていらっしゃるということなのか、その辺、まずちょっと伺いたいんですけど。 尾身:それはなかなか難しい質問ですけども、少なくともはっきり言えることは、いわゆる行政単位とこれはまったく一致するというわけじゃないと思います。むしろ生活圏ですね。人々の移動だとか、そういうことのほうが私は大事だと思います。 北海道放送:例えば首長さんが判断するとかいうのではなくて、やはり地域、地域の。 尾身:だから場合によっては県を超えて連携するというのは当然でしょうね。あるいは自治体のあれを超えてやるということはありうるでしょうね。 北海道放送:じゃあ例えば北海道が1を下回ってるというお話ありましたけど、例えばこの感染状況が終息に向かい始めてるという地域というのは、これは北海道を指すとか、必ずしもそういうことではないということですか。 尾身:これは西浦先生の専門だけど、北海道は今、さっきからずっとプレゼンテーションあったように、全体として再生産率が下回っているということで、これは北海道全体が、ここの地域を幾つに分けたというよりも、これは評価としては北海道全体のことをトータルで見てるんだと思いますね。 読売新聞:それでは大変恐縮ですけれども、これにて終了とさせていただきます。ありがとうございました。 複数:ありがとうございました。 (完)【書き起こし】新型コロナ専門家会議 脇田座長らが会見