50代の「疲れない人間関係」のコツ4つ。“困った人”とのつき合いもラクになる
「困った人」や「自分と合わない人」とはどうつき合っていけばいいのでしょうか。50代の夫婦ふたりで暮らし、暮らしを軽やかにするアイデアを発信しているミニマリストの本多めぐさんが、疲れない人間関係のために工夫しているアイデアについて教えてくれました。
1:話が長い人には「場所選び」を工夫して
50代になり、仕事やプライベートで色々な方とおつき合いしてきました。その中には、自分と考えの違う方や、気が合わない方も正直いました。その方たちと疲れず上手につき合うために、工夫している点をご紹介します。ちょっとしたことですが、人づき合いがラクになるかもしれません。 食事をしているときに長時間、ずっと自分の話をする人っていますよね。話題を変えたいときに、なかなか自然に会話をきるのは難しいもの。対策として、場所選びで工夫することができます。 それは「ビュッフェ形式のレストランで食事をすること」です。ビュッフェは自分で料理を取りに行くため「そろそろおかわりしませんか」「飲み物はいりませんか」と言って、話題のきれ目をつくりやすいのです。 たとえば飲み会で「トイレに行きます」と言ったり、パーティなどで「飲みものを取ってきます」と言ってさっとほかの場所に移るように、自由に動きやすい状況をセッティングすることで、話を自然ときることができます。改めて席に着いたら、自分の話をしたり、相手の違う話題を引き出したりと、自然と話題を変えるチャンスも。 お店については、ビュッフェ形式のレストランのほか、サラダバーやドリンクバーのあるお店などもいいかと思います。ファミレスやファストフードもお手軽でいいですね。
2:愚痴が多い人には、相手の好きな話題を準備しておく
さらに、会っていて困る人と言えば、愚痴を言い続ける人ではないでしょうか。そんな相手に対しては、事前に、「相手の好きな楽しい話題を準備する」のがおすすめ。相手が喜ぶジャンルで、興味を引く話題を準備するのです。 たとえば、近所にスイーツ店がオープンした話とか、プチプラファッションのインスタアカウントの話題とか。相手の好きなものでいい情報を出すと、自然と愚痴を聞く時間は短くなり、相手も満足。楽しい話題で盛り上がることができるのです。 以前、話上手な人に伺ったコツは、「相手を傷つけない話題を常に準備しておく」こと。「食」と「旅」の話題は、だれも傷つけず興味をもってもらえるので、話題に詰まったらそういった話をすると言っていました。 相手の好きなことがわからない場合には、だれもが興味をもちそうな話題を提供するのもいいかもしれません。