50代の「疲れない人間関係」のコツ4つ。“困った人”とのつき合いもラクになる
3:SNSは「あまり見ない」と宣言しておく
SNSでしょっちゅうやり取りや「いいね」を求めてくる人っていますよね。苦にならない人はいいですが、私は正直苦手です。忙しいなか、SNSですぐ返事をするのが難しい方も多いのではないでしょうか。 そういうタイプの人には最初から「SNSはあまり見ない」と伝えておくのが効果的です。私の世代だと「老眼だからあまり見られない」とも言えます(私は実際にスマホを見たくないほど疲れている日があるので本音です)。 知り合った当初、相手のペースで頻繁にやり取りを重ねると「頻繁にやり取りしてくれる人」だと認識されます。そうすると後になって間隔をあけるようになると相手は不満をもちますので、最初から「あまり見ない」と宣言しましょう。 最初から「この人はこういう人」と、相手に期待をもたせないようにすれば、距離を保っておつき合いすることができます。
4:「いい人」に見られようとしない
人に好かれたいと思うのは自然なことです。私も多少なりとも、初対面で相手に合わせようとします。 でも、経験上、結局は最初だけがんばっても、そのうち疲れ、気が合わない人とは疎遠になったりぶつかったりして、最終的にいい結果にならないことが多かったです。 なので、初対面ではがんばりすぎず、自分をいい人に見せないことがポイント。最初から自然体の自分でおつき合いしましょう。それで離れていく人は気が合わない人なのです。 50代にもなると自分の好きなタイプも苦手なタイプもわかってきますよね。苦手な人にまで愛想を振りまかないで、人脈を無理に広げようとせず、自分と気の合う人とだけおつき合いをする、というスタンスでいいのではないでしょうか。 私はもともと人づき合いが苦手。自分に自信がないからこそ、どんな相手に好かれようとする傾向がありました。そんなあるとき、「最初だがんばってよく見せようとしても、いつかは化けの皮がはがれる。だったら最初から飾らない自分を見せよう」と本で読み、納得したのです。それからは、初対面で少し肩の力が抜けるようになりました。 残りの人生を充実させるために、人間関係で悩まない工夫を試してみませんか。
本多めぐ