将来はバイエルンの斬り込み隊長に 期待のスペイン産ドリブラーのサラゴサは今夏オサスナへ「まず地位を確立する必要がある」
今夏はレンタル先で経験を積むことに
昨季グラナダの選手としてキャリア初めてとなるスペイン1部での戦いを経験し、その半年後にはバイエルンへと移籍。驚きの速度でステップアップしてきたのがスペイン人FWブライアン・サラゴサだ。サイドからの仕掛けを得意とする164cmの小柄なドリブラーは、バイエルンでもウイングの軸になることが期待されている。 ただ、もう少し時間が必要なのだろう。今季よりバイエルンの指揮官にはヴァンサン・コンパニが就任したが、その構想には入れず。今季はスペインのオサスナへレンタル移籍することになった。 スペイン『Mundo Deportivo』によると、サラゴサもオサスナで成長していきたいと前向きだ。 「この1年で、誰にも起こらないような多くのことが僕に起こったのは事実だ。バイエルンはトップクラブであり、そこでプレイするには、まずオサスナで地位を確立する必要がある。ここで成長するつもりだよ。監督(コンパニ)はたくさん話しかけてくれて、僕には素晴らしい才能があるけど、トップレベルになるにはもう少しメンタルが必要だと。忍耐強くなければならないと言われたよ」 もう一度ラ・リーガの舞台で結果を残せるのか。ポテンシャルは抜群なだけに、将来的にはフランク・リベリのようなウイングとしてバイエルンで活躍するのが目標となる。
構成/ザ・ワールド編集部