【MLB】 最下位アスレチックスがフィリーズの連勝止める オールスター守護神ミラーが自己最速の167キロをマーク
【アスレチックス6-2フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク
日本時間7月13日、今日から始まったアスレチックスとフィリーズの3連戦の初戦は、アスレチックスに軍配が上がった。1点を先行されたアスレチックスは、3回に中軸の三者連続タイムリーで逆転。その後もローレンス・バトラーの代打2ランなどで追加点を挙げた。さらに4回から登板したリリーフ陣は6回をゼロに抑え、6対2でそのまま逃げ切り。3回無失点の好リリーフを見せた2番手オズバルド・ビードが1勝目(1敗)、フィリーズ先発レンジャー・スアレスに4敗目(10勝)が付いた。 【動画】代打ローレンス・バトラーの特大2ラン(MLB.com) フィリーズは2回裏に9番クリスチャン・パチェのタイムリー二塁打で先制。しかし、3回にミゲル・アンドゥハー、ブレント・ルーカー、シェイ・ランゲリアーズの三者連続タイムリーが飛び出し、アスレチックスが3点を奪って逆転。その後、1点を返されたアスレチックスだったが、5回に再びランゲリアーズのタイムリーで1点を追加。さらに8回には代打ローレンス・バトラーが打球初速約179キロのロケットのような2ラン本塁打を放ち、6点目をもたらした。 9回はオールスターに選ばれた守護神メイソン・ミラーが登場。自身最速タイの103.7マイル(約167キロ)をマークして無失点に抑え、アスレチックスが6対2で逃げ切った。 直前のカードでは西地区首位のドジャースに3連勝スイープを決めたフィリーズだったが、ア・リーグ西地区最下位のアスレチックスによって連勝は止められてしまった。苦戦が続くアスレチックスだが、7月はここまで6勝4敗と好調。売り手として臨むであろうトレードデッドラインに向け、外野手アンドゥハーやベテランのリリーフ投手らの活躍は前向きな要素になる。