大谷翔平、水原一平被告の件を語る「僕の中ではまだ終わってない」栗山氏沈痛「一平も翔平を信じ」
NHKは29日、NHKスペシャル「メジャーリーガー大谷翔平2024試練と決断そして頂点へ」を放送し、ドジャース大谷翔平投手(30)が元通訳の水原一平被告について語った。 【写真】2月、水原氏と一緒に会見に臨む大谷翔平 水原被告は日本ハム時代から大谷を支え、メジャー移籍後も私生活から大谷の通訳として行動をともにしてきた。だが3月、違法なスポーツ賭博で抱えた借金の返済のために大谷の口座から約1659万ドル(約25億7000万円)を、胴元のブックメーカーに不正に送金していたことが発覚した。 大谷は会見を開き「悲しくてショックだった」などと事情を説明。当時を振り返り「会見の時は本当に正しいことを説明することが目的。正しい見通しと状況説明に努めていたという感じ。僕の中ではまだ終わってない。まだ続いている」と語った。 当時日本ハムの監督だった栗山英樹氏(日本ハムCEO)も登場し、この問題に初言及。「『これだけは嫌だ』って思ってることが起こった。常に自分が野球に集中するために、一平が一生懸命それ(私生活面)を埋めてたという関係だと思っている。僕は一平も翔平を信じて一緒にやってきたので、半分信じられないという思いと、翔平には『申し訳ない』と伝えた」と語った。