【MLB】 ドジャースが連敗を4でストップ 大谷が9回に殊勲の決勝打 サイ・ヤング賞最有力スクーバルとの対戦も
【ドジャース4-3タイガース】@コメリカ・パーク
日本時間7月13日、ドジャースとタイガースの3連戦が今日からタイガースの本拠地コメリカ・パークにてスタート。ドジャースはタイガースのエース、タリック・スクーバルに抑えられ、7回まで2対3とビハインドの展開に。しかし、8回に4番テオスカー・ヘルナンデスのタイムリーで同点、9回には1番大谷翔平のタイムリー二塁打で4対3と勝ち越し。ドジャースが終盤の逆転劇で勝利し、連敗を4で止めた。ドジャースの5番手マイケル・ピーターセンが3勝目、逆転のランナーを出したタイガースの4番手ジェイソン・フォーリーに3敗目(2勝目)が付いた。 ア・リーグのサイ・ヤング賞筆頭候補、スクーバルは今日も好投。6回8奪三振の好投を見せ、失点は4回のフレディ・フリーマンの14号ソロと6番アンディ・パヘスのタイムリーによる2点のみに抑えた。タイガース打線もエースを援護。初回に4番ライリー・グリーンが2点タイムリー二塁打、2回にもジャスティン=ヘンリー・マロイのタイムリー三塁打が飛び出し、3点を加えた。 【動画】ドジャース・大谷翔平の勝ち越し二塁打(MLB.comより) リードを許したドジャースだったが、今日は4回二死から救援したリリーフ陣が殊勲の活躍。継投した5投手が無失点に抑え、その後の逆転劇を呼び込んだ。8回、二死から1・3塁のチャンスを作ると、4番ヘルナンデスがライト前にタイムリーを放って同点。そして9回も下位打線が作った二死1・3塁のチャンスに1番大谷が勝ち越しの二塁打で応えた。大谷がセンターに放った二塁打は、本拠地ドジャー・スタジアムを含む10球場では本塁打となっていたであろう特大の当たり。これでリードを手にしたドジャースは4対3でそのまま逃げ切った。 ドジャースの大谷は「1番・DH」でスタメン出場。1回表先頭の第1打席はサードゴロ、3回表無死1塁の第2打席は打球初速約160キロのセンターフライ、5回表二死走者なしの第3打席もハードヒット(打球初速約153キロ以上の打球)ながらレフトフライ、8回表一死走者なしの第4打席は空振り三振に倒れた。9回二死1・3塁のチャンスで回ってきた第5打席はセンターへのタイムリー二塁打で決勝点を入れた。注目のスクーバルとの対戦では2本のハードヒットを放ちながら安打は出なかったが、殊勲の決勝打を放って5打数1安打。今日の試合を終えて、シーズン成績を打率.312、出塁率.396、OPS1.020としている。