依頼しても問題はない? バイク用品店でのオイル交換やメンテナンス
バイク用品店でバイクのメンテナンスを依頼するメリットとは?
オイル交換をはじめとするバイクのメンテナンスを、バイク屋さんに依頼するという人は多いと思います。また、昨今はバイク用品店でもメンテナンスを依頼できる店舗が増えてきました。 【画像】バイク用品店でメンテナンスを依頼するメリットを画像で見る(10枚) これに対して、「メンテナンスを頼める店舗が増えた=メンテナンス時に選べる選択肢が増えた」だけだと考える人もいるでしょう。しかし、バイク用品店へのメンテナンス依頼とバイク屋さんへの依頼では、いくつかの違いが挙げられます。 では、具体的にはどのような違いがあるのでしょうか。
都内の大手バイク用品店の担当者は、「洗車のついでだったり、バイク用品を買いに来たりしたついでにメンテナンスをできるのが、バイク用品店へメンテナンスを依頼するメリットのひとつです」と話します。 バイク屋さんの場合、メンテナンスを依頼するには予約が必須な店舗がほとんど。つまり、バイクの不調を見つけたとしてもすぐに修理やメンテナンスをしてもらうことが、できない可能性が高いのが実情。しかしバイク用品店にメンテナンスを依頼する場合は、予約なしの飛び込みで作業を受けることも可能だと前述の担当者は話します。 「たとえば、少し時間ができたからオイル交換(メンテナンス)をしてもらおうと、ふと思いついた際でもバイク用品店であれば即日対応することが可能です。少しお待ちいただく場合もありますが、それでも後日対応という形にはならず、その日のうちに作業を終えられることがほとんどです」 つまり上記のメリットを踏まえると、バイク用品の買い物や洗車、メンテナンスなど諸々をまとめて1日で終わらせたい人は、バイク用品店でメンテナンス依頼がおすすめと言えるでしょう。
バイク用品店へメンテナンスを依頼する場合の2つ目のメリットとして、バイク屋さんよりメンテナンス用品の種類が豊富で、幅広く扱っている点も挙げられます。 たとえば、ホンダのディーラーではホンダ車専用のオイルしか取り扱っていなかったり、古い車種に対応したエンジンオイルの在庫がないという場合も少なくありません。 一方、バイク用品店は特定のメーカーのみのラインナップではなく、いくつかのメーカーのオイルを手広く扱っており、選べる幅が広いという点もメリットと言えるでしょう。 また担当者は、「これはおこなっているディーラーもあると思いますが、オイルの量り売りができるのも、用品店のメリットです」とも話します。 バイクのオイルは、1Lごとに缶に入れられて販売されていることがほとんど。車種によっては1Lで足りるという人もいれば、それ以上の量、たとえば1.5L必要な場合もあります。 そして1.5Lのオイルが必要な場合は1Lの缶を2本購入しなければならないほか、オイルが0.5L余ってしまうことになります。 この余ったオイルを捨てるのか、一旦持ち帰って次回以降のオイル交換で使用するかは人それぞれの判断に委ねられますが、いずれにしろ手間がかかってしまうことは否めません。 しかし量り売りはその名の通り、1.5L分のオイルを量って購入することができるので、前述のような手間が省け、無駄なコストが抑えられるため、非常に便利というわけです。 ちなみに話を伺った担当者は、「弊社の会員様はオイルとオイルエレメントの交換工賃が1年間無料なのですが、非常に好評です」とも話していました。 こういった会員特典は、バイク用品店によってさまざま。メンテナンスを依頼するなら、事前にどういった特典があるかを調べておくとさらにお得なバイクライフを過ごせるかもしれません。
Peacock Blue K.K.