与座優貴が中村寛との再戦に「話が進まないというのはそういうことだと思う」。宮田Pは「100%ないのでは?」【K-1】
K-1 WORLD GPライト級王者の与座優貴(team VASILEUS)が5月22日、3月に対戦したRISEライト級王者の中村寛(BK GYM)との再戦について「話が進まないというのはそういうことだと思う」などと語った。 2人はRISEの年間最大のイベント「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)で行われた「RISE×K-1対抗戦」で対戦。3Rに与座が放ったバックスピンキックがローブローかどうか微妙な判定の中、与座がKO勝ち。後日、中村陣営から異議申し立てがあり、試合結果がKOから負傷判定での与座の勝ちに変更されている。 与座は試合後から再戦を口にしていたのだが、中村は「別にやりたいとはあまり思っていない」などと発言するなど気乗り薄。 この日、与座は「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の追加カードを発表会見に出席した際に「自分はいつでも再戦する気ではいるし、話があればいつでもやる。ただ、話が進まないというのはそういうことだと思う。まあ、お互い目指すものが違うのかなと今は思っている。その中で自分の信じる道を進もうかなと今は切り替えたというか、そう思っている」などと状況を説明した。
また会見後の取材でKrushの宮田充プロデューサーは「100%ないんじゃないですか? 20日のK-1の後に僕は直接聞いたわけではないが伊藤代表から“今後はない”といった内容のコメントがあった。それがすべてかなと思う。“ない”と言われて“もう1回”と言うものでもないかなと思うし。一方的に“ない”と言われたら“じゃあないのかな”というだけの話。可能性はゼロではないし、またいいきっかけでできればいいなとも思うが、今は」などと語った。 「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の対抗戦終了後に行われたカルロス菊田プロデューサーとの総括の際にRISEの伊藤隆代表は「私の中ではいったんここで終わりかなと思っている。今日のイベントを見てRISEとK-1が求めているものが違うなと実感した」などと対抗戦の終了を口にしている。