機能とデザインを両立! 防災士がこだわって選び、備えている「防災アイテム」[FRaU]
ひとくちに「防災」といっても、教科書通りのやり方があらゆる人にフィットするとは限りません。万が一のとき、本当に安心して避難生活を過ごすためには、ライフスタイルに合わせて“自分の備え”を作ることが大切。トライ&エラーを経て防災スタイルを作った、宮城県在住の防災士の墨子さんに話を聞きました。 墨子(すみこ) 宮城県在住の防災士。東日本大震災での被災経験から、災害時に家族を守るための日常の防災アイデアや整理整頓術をSNSなどで発信。
モノトーン&シンプル。 こだわって選ぶ“もしもグッズ”
宮城県在住の墨子さん。外出中に東日本大震災が発生し、2時間ほどかけて自宅に帰った。その時に助けになったのが防災ポーチだった。
「携帯トイレや地域の地図など、必要最低限のものを入れたポーチでしたが、あるとないとでは違ったと思います。飴一個で心が落ち着いたので」 日頃の備えの大切さを実感し、防災グッズや備蓄品などを改めてしっかりと整えることにした。
「どうせなら好みのデザインがいいし、前向きに防災に取り組めると思って。モノトーンなどシンプルなものを探して揃えました。どれもお気に入りで、定期チェックも苦になりません」
色もデザインも文句なしのランタンは日常で使っても心が躍る。補充を忘れがちな乾電池は白で統一して、シンデレラフィットする〈無印良品〉のケースに。使った分がひと目でわかる上、すっきり、シンプルで気持ちがいい。今も日々、キュンとくる防災アイテムを探しているのだそう。 ●情報は、『FRaU SDGs MOOK防災』発売時点のものです(2023年8月)。