11月も全国的に気温高い予想も、来週は強い寒気で寒暖差大きく 気象庁1か月予報
気象庁は31日(木)、向こう1か月(11/2~12/1)の天候の見通しを発表した。向こう1か月の気温は、寒気の影響を受けにくいため全国的に高く、北日本は11月上旬にかけて、西日本と東日本、沖縄・奄美は11月中旬にかけて、気温がかなり高くなる見通し。ただ、来週後半は寒気の影響を受ける時期があり、気温が低くなる可能性がある。
向こう1か月の降水量は11月上旬を中心に、低気圧や前線、湿った空気の影響を受けやすい時期があるため、北日本の日本海側では平年並か多く、北日本の太平洋側と東日本、西日本では多くなりそうだ。そして、向こう1か月の日照時間は全国的に平年並みだが、北日本の太平洋側では平年より少なくなる可能性が高い。
高温に関する早期天候情報
向こう2週間、暖かい空気に覆われやすいため、全国的に気温が平年よりかなり高い日が多い見込み。このため気象庁は沖縄から北海道にかけての各地域に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。