民進・松原仁議員が離党の意向を表明(全文1)小池新党に合流をする決意
離党はいつごろから考え、新党側とは誰といつごろから協議をしていたのか
東京新聞:東京新聞の〓*ヤ00:11:08〓です。今回、民進党を離党されるというところですけれども、離党をいつごろから考えられていたのかということと、新党側とはいつごろから、また誰と協議をされたのか。また合意に当たって何か条件などがあれば教えてください。 松原:これは、きのう24日の夜、私が200人の緊急集会を開催いたしました。方向性としてはこの段階でその方向性は胸にありましたが、最終決断をしたのはきのうの夜半といいますか、きのうのその集会から今日に至る間であります。12時、きのうの夜の12時前ぐらいですか、いろんなアドバイスがありました。メディアの皆さまからのアドバイスもありました。さまざまなアドバイスで総合的な判断をし、苦渋の決断をさせていただいたというところであります。 新党側との交渉に関しては今、直前の状況でありますが、私は受け入れていただけるだろうというふうに思っております。細かいことは申し上げられませんが、私は小池さんという人は拉致問題で一緒に取り組んできた、そのときの同志であります。〓ゆえん 00:12:23〓、日本における主権問題、人権問題で共に戦ってきた同志として、私は信頼をしているということであります。この場においては、この程度でとどめさせていただけますが、受け入れていただけるだろうと思っております。 ほかにございますか。
先に離党した細野氏からの誘いがあったのか
FACTA:『FACTA』の宮嶋ですが、細野さんが先にいっていて、細野さんから口説かれたとか、そういう経緯があるんでしょうか。それともご自身は小池さんとの信頼関係1本に絞って、この決断をされたと見ていいんでしょうか。 松原:細野氏とはこのことでは具体的な話はしておりません。私はさっき言ったように、今の自民党一強政治は打破しなければいけないと思っております。その上で日本というのは、大変これから人口も減っていく。最大の問題はここに私はあると思ってます。この問題等を含め、さまざまな日本の病理を解決するためには、やっぱり自民党の発想では私は無理だと思っております。 そうしたときに、本音ベースは政界再編をして本当に国民が求められる新しい受け皿が求められると思っております。それは今、言った若々しいダイナミズムとマグマを持つ政党であります。従って政界再編をすることも含め、その触媒になるのはいったいどこなのか。触媒か、それが本当にそのままなるのかということも含めて、私は悩みに悩んだ上で、この悩んでいたのは若干の期間、悩んでおりましたが最終決断をしたわけであります。以上です。 はい、〓もう1つどうぞ 00:14:00〓。 FACTA:キーワードは保守改革新党ということだったなと思うんですけど、これまでみんなの党ですとか維新ですとか、たちあがれですとか太陽ですとか、いくつもその手のものは見たような気がします。一過性で終わったところもあるんですけどね。そこの大きなマグマを超えて、先生のおっしゃる保守改革新党というのは、これは野党を改革するんじゃなくて自民党を改革する、どういう政界再編の矢印は、細野さんはどっちかっていうと出て、野党を改革するようなことをおっしゃって出たんですよね。先生はやっぱり自民党を変えるっていうことをおっしゃった。それはどういう考えで。 松原:自民党を変えるということは申し上げておりません。私はこの新しい、自民党は古い政党です。古くて新しいと言いながら、基本的には古い政党だと私は思っております、その権力基盤は。それに対して国民は飽きたらない。消極的にそこに票を入れるのか、投票に行かないのかということになろうかと思ってます。その意味で私は、国民が、政界再編をして、新しい政党を求めるという、思いとしては常にそういった理想や夢を描いているんだろうと思っております。残念ながら今日までの多くの政党は、その夢破れてしまっているのは事実だと思います。 これは、私は先ほど申し上げたように、小池新党というのは新しい政界再編の触媒になるということ、これはきわめて重要であり、もちろんその政党自体が大きな力を持つ可能性もあるし、私もさっき言った山を造る、造山音頭に私も参加をしたいというふうに思っているわけですが、私はその部分では、ここはもう、日本もうぎりぎりで、この選挙のあと4年たってからでは遅いと。従来とは緊迫感が違うと。これは日本のラストチャンスではないかというぐらいの思い、私の政治生命も30年間政治家やってまいりましたが、ここの最後の数年が勝負ではないか、そんな思いで今回は厳しい決断をしたわけです。以上です。