オトク度を徹底比較! Apple vs Google"新端末&サービス"使い倒しガイド!
――近年はスマホ以上の稼ぎ頭となっているスマートウオッチやワイヤレスイヤホンの動向はどうでしょうか? 法林 iPhoneやiPad、そしてMacBookシリーズなどApple製品を利用しているなら、Apple WatchやAirPodsシリーズを選べば間違いありません。良くも悪くもAppleはユーザーを自社製品で囲い込みがちですが、その代わりどのデバイス間もストレスなく連携できます。唯一の欠点となるのは、やはり価格ですね(笑)。 逆にGoogleは自社のFitbitブランドから3万円以下の最新スマートバンドを販売しています。現在、スマートウオッチ市場は"入門用"の低価格モデルが販売戦略的に重要視されています。そういったモデルがApple製品にも求められています。また、Googleは直販でスマホを購入した場合、ストアクレジットが進呈されるので、それを活用すれば新モデルでも大幅な割引価格で購入できるのも魅力です。 ■オトクすぎる! Appleのサブスク ――では、両社のエンタメサービスなどはどうですか? 法林 一般的にはYouTubeやYouTube Musicを有するGoogleが有利と思われますが、私がオススメしたいのは「Apple One」です。こちらは音楽・動画・ゲームのサブスク、さらに50GBのクラウドストレージも付帯するサブスクサービスとなります。それぞれ単体で加入した場合は計3010円となるサービスを、まとめて月1200円で提供しています。動画は映画やドラマ、オリジナル作品も豊富にラインナップされ、実はAndroidユーザーでも視聴できるのもポイントです。 ――それこそ、Apple Oneと値下げされた無印iPadでかなり幸せになれそうですね。Googleのサービスはどうでしょうか? 法林 「Google One」(月250円から)というクラウドストレージをメインとしたサブスクがあり、こちらにAI機能を実装した有料サービスも開始されました。ビジネス系のサービスでも、こういったAI機能が利用できるようになります。ビジネス系のサービスは、ちょっとした作業なら無料版でも十分使えますし、Apple製品ユーザーでも利用できます。 ――やはり、両社共に製品もサービスも優秀。ただし、円安に関しては、これまで以上の神対応でお願いします! 取材・文/直井裕太 写真/Apple Google