4畳半の狭いキッチンを使いやすくおしゃれにするには?プロが自邸リノベで行った涙ぐましい努力のすべてを公開…!
キッチンの奥行きを削った分、レンジフードが少し飛び出すことに。これが気にならないように、タイルの貼り方も工夫しました。 横向きにして半分ずつずらして貼る「馬貼り」と縦向きに貼る部分をミックスしました。よく見ないとレンジフードが飛び出していることに気がつかないでしょう?目の錯覚をうまく利用しています。 あと、キッチンの奥行き55cmを実現できたのは、奥行きが40cmのミーレの4口IHクッキングヒーターのおかげ。国産メーカーのIHは奥行きが55cmに収まるものはないので助けられました。 しかもコンロが4口横並びになっていて、使ってみたらものすごく便利!私、お料理も大好きで、春頃に親戚を招いたときには、4口フル稼働で和食懐石を手際よくつくることができました。
おしゃれで機能的な、Dektonの天板とBLANCOのシンク
キッチンもやはり“ハワイのリゾート風”をコンセプトに、壁の色や照明などインテリアを決めていきました。天板やシンクは使い勝手も重要なポイント。そこで高級感のあるデザインと機能性が融合されたものを厳選。 天板に選んだのは、コセンティーノ(Cosentino)社の面材、デクトン(Dekton)の「レム(Rem)」。デクトンは20種類以上の天然の鉱物をブレンドしたスーパーセラミックのことで、耐火性・耐熱性があり、お料理の途中、熱々の鍋を直に置いてもOK。 耐傷性にも優れているから、傷もつきにいし、汚れたらさっと水拭きするだけで綺麗になるのでお掃除も楽々!大理石のようなラグジュアリーな見た目も素敵なんです。 シンクにはブランコ(BLANCO)の「クォーツシンク」を採用しました。クォーツシンクは傷にも強いし、見た目もおしゃれ。カラーバリエーションも10色くらいあるから、天板とコーディネートして楽しめます。 キッチンの要素選びにおいてシンクは意外と重要です。もしかしたら、シンク=ステンレスのイメージがある方も多いかもしれません。 ただ、この空間にはシルバーのステンレスは似合わない。最近では日本製のシステムキッチンでもシンクの素材や色を選べるタイプも増えているようなので、気になる方はぜひ調べてみてくださいね。