「私も日本でのキャリアを終えるかもしれませんが...」札幌ミシャが引退表明の青山敏弘と熱く抱擁「監督冥利に尽きます」
途中出場の前にもハグ
かつての教え子への想いを伝えた。 サンフレッチェ広島は12月1日、今季のホーム最終戦となるJ1第37節で北海道コンサドーレ札幌と対戦。5-1で快勝した。 【画像】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集! 今季限りで現役引退を表明している広島の青山敏弘はベンチ入りし、82分に途中出場。ピッチに入る前には、かつて広島で指揮を執り、現在は札幌を率いるペトロヴィッチ監督とハグ。試合後のフラッシュインタビューでそのことを問われたミシャは、次のように話した。 「2006年に私が広島に来た時に、青山選手も私と同時にJリーグにデビューしたと思います。そのアオを、私が相手方のチームの監督として見届けるのは、何かの宿命かな、と。 私自身もこれでもしかしたら日本でのキャリアを終えてしまうかもしれませんけど、共にデビューしたアオと、監督である私が一緒にこうした舞台で終わりを迎えられるのも、非常に感慨深いものがあります」 このインタビュー中にも青山が駆け寄り、2人は熱い抱擁を交わす。67歳の指揮官は「私も日本で戦ってきたなかで、かつて共に戦った選手が、こうしてまた最後に挨拶に来てくれるのは、監督冥利に尽きると思います」と嬉しそうに語った。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部