考察『光る君へ』5話 六条の荒れ果てた屋敷での辛い告白…道長「俺は、まひろを信じる」吉高、柄本の繊細な芝居に泣く
いよいよ清少納言登場
激しく恐ろしい場面のあとに、帰宅してから泣くまひろを見てホッとした。長年の重荷を言葉として吐き出し、ようやく父の胸で泣くことができた。あの日の悲しみも抱えた苦しみも、消えたわけではない。が、この夜はまひろが、ひとつの区切りを迎えた夜となった。彼女と一緒に泣いたラストシーンだ。 家族を照らす月の光が、とても優しい。 次週予告。清少納言がいよいよ出てきますよ!! 兄・道兼の汚れ役ルートを確認する道長。今週に引き続き、何かの準備を着々と進めているらしき詮子。花山帝の閨で何かあったらしい。笑いに満ちる姫君サロン、まひろの座る位置が今までと違うね? 肇子さま、ご結婚なさったらやっぱり来られなくなっちゃうのね?「笑える話」ってなに。 第6話が楽しみ、待ちきれないですね。 *このレビューは、ドラマの設定(掲載時点の最新話まで)をもとに記述しています。
文・ぬえ イラスト・南天 編集・アライユキコ
クロワッサン オンライン