昭和レトロがおしゃれ! カブやダックス125など、ホンダのご長寿・原付二種6選
クロスカブ110
2013年に登場した「クロスカブ110」は、スーパーカブ110をベースに、アウトドアレジャーをイメージした装備を持たせたバリエーションモデルです。 そのフォルムは、1980年代に人気を博したトレッキングモデルの「CT110」を彷彿とさせるもの。ヘッドライトまわりの丸パイプ製ステーやアップライトなハンドルなどを採用することで、タフなイメージを演出していることが特徴です。 また、2019年には、ホンダの工場がある熊本県とコラボして、同県のPRマスコットキャラクター「くまモン」をイメージした「くまモン バージョン」も登場しています。 クロスカブ110の現行モデルも、スーパーカブ110と同様に、2022年にマイナーチェンジを敢行。変更点も同様で、前後キャストホイールやチューブレスタイヤを装備、前輪にはABS付きのディスクブレーキも採用しています。 また、最新の排出ガス規制に対応させながら、最大トルクと燃費性能の向上を図った新エンジンを採用している点も同じです。 価格(税込)は、クロスカブ110が36万3000円、クロスカブ110・くまモン バージョンが37万4000円です。
CT125・ハンターカブ
「CT125・ハンターカブ」も、クロスカブ110と同様に、アウトドアテイスト満点の装備と、レトロな雰囲気を持つスタイルが人気のモデルです。 初登場は2020年で、ベースとなったのはスーパーカブC125です。クロスカブ110やスーパーカブ110が109ccの単気筒エンジンを搭載するのに対し、CT125・ハンターカブは、スーパーカブC125とおなじ排気量123ccのエンジンを採用。 クロスカブ110のエンジンが最高出力8.0PS/最大トルク0.90kgf-mを発揮するのに対し、CT125・ハンターカブでは最高出力9.1PS/最大トルク1.1kgf-mを発揮し、より余裕ある走りを実現しています。 スタイルは、やはり1980年代のCT110を彷彿とさせるもの。オフロード走行にも対応するアップタイプのマフラーや、アップライトなハンドルバー、丸型一灯のLEDヘッドライトなどを装備します。 また、リヤキャリアは、横幅409mm×前後477mmの大型サイズ。荷掛フックを4か所に備えるなどで積載性が高く、キャンプなどアウトドアでのレジャーにも十分対応する装備も魅力です。 なお、価格(税込)は44万円です。