洗濯機やエアコンの掃除、忘れていませんか?梅雨になる前に片付けておかないと危険なことは…
4 エアコンや除湿機の動作確認
しばらく動かしていない家電の動作確認も忘れてはいけません。いざ使おうとした時にうまく作動しない場合は、修理や買い替えが必要なケースも。使いたいときにスムーズに使えるよう、余裕をもった準備をおすすめします。
5 エアコンのフィルター掃除
埃や汚れが溜まりやすいエアコン内部。フィルターが汚れたまま梅雨を迎えてしまうと、カビの温床になります。カビのついたフィルターを通して空気が部屋に送られると、部屋じゅうにカビの胞子を広げてしまう恐れがあるので、掃除は必須です。 フィルターは簡単に外すことができ、表面を掃除機で埃を吸い取った後に裏面をシャワーで洗い流せばきれいになります。しっかりと水気を取り、陰干しをして乾燥させてからエアコンに戻しましょう。 ※シャワーの温度は水かぬるま湯で。高温だとフィルターが変形する可能性があります。
6 キッチンまわりの掃除
カビや雑菌が発生しやすいキッチンまわり。まずはスポンジや布巾など、雑菌がつきやすい小物類のチェックをしてみましょう。新調する頻度を高くしたり、濡れたままにしないなど、常に清潔な状態を保つよう、いつも以上に注意が必要です。除湿対策としては、換気扇や換気フィルターの掃除をすることで空気が通りやすくなります。 また、冷蔵庫やパントリーには埃や食べもののカスが溜まりやすくカビの原因となるので、梅雨前にきれいにしておきましょう。1年の上半期が終了するこのタイミングで、掃除と併せて食品の在庫の確認や消費期限のチェックを一緒にするのもおすすめです。
7 お風呂のカビ対策
水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムが乾燥して生まれる水垢は、カビの大好物です。カビが大量に発生してから取り掛かると大変なので、お風呂から上がったら必ず水滴を拭き取る習慣をつけることをおすすめします。
8 防虫対策
梅雨から夏にかけて、気温が高くなると害虫が発生します。害虫は湿気の多い場所や埃が溜まりやすい場所を好むので、これまで取り上げてきたクローゼットや浴室、キッチンなどで防虫対策が必要になります。屋外に干した洗濯物に虫がついていないかチェックする、隙間を埋める、排水口を掃除するなど害虫の侵入を防ぐことが重要です。 また、防虫剤を各所に仕込んだり、虫が嫌がる匂いを発するハーブを玄関や窓周辺に置くなど、アイテムを活用するのもよいでしょう。梅雨が始まる前に、家に隙間がないか、防虫剤の有効期限は過ぎていないかなどチェックしておきましょう。