食事のタイミングで健康維持 血糖値管理の秘訣と「時間栄養学」の視点
編集部まとめ
健康な食生活を送る上で、血糖値のコントロールは非常に重要なポイントですが、その理解や実践には多くの方がハードルを感じるかもしれません。今までダメだと思われていた間食も適切なタイミングにとることで、メリットが得られることを教えていただきました。 今回の記事が、読者の皆様にとって血糖値管理について理解を深め、健康的な食生活について考えるきっかけとなりましたら幸いです。
【この記事の著者】 田原 優 先生(広島大学大学院 医系科学研究科公衆衛生学 准教授) 早稲田大学にて博士(理学)取得。その後、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)留学などを経て現職。「食べるタイミング」を考える時間栄養学をメインに、睡眠や運動など日常行動まで取り入れた時間健康科学研究を進めている。著書に「Q&Aですらすらわかる体内時計応用法(杏林書院,編著,2022)」「体を整えるすごい時間割(大和書房,2019)」などがある。
【この記事の共著者】 市川 知美 先生(広島女学院大学人間生活学部管理栄養学科 教授) 管理栄養士。大学卒業後、病院の管理栄養士として勤務。県立広島女子大学(現・県立広島大学)大学院 修士(生活科学)取得。広島女学院大学 専任講師・准教授を経て2020年より現職。広島大学大学院 博士(口腔健康科学)取得。疾病予防の観点から、生活リズムおよび生活習慣、食事摂取に関する研究をおこなっている。
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