米ツアー12季目の松山英樹、1イーグル・7バーディーで2位発進…新しいパター「うまくいった」
【カパルア(米ハワイ州)=帯津智昭】米男子ゴルフの今季開幕戦、ザ・セントリーは2日(日本時間3日)、ハワイ州カパルアのプランテーション・コース(パー73)で始まり、日本勢で唯一出場している松山英樹は1イーグル、7バーディー、1ボギーの8アンダーで回り、首位と1打差の2位で発進した。9アンダーのトム・ホーギー(米)が首位に立った。
松山の米ツアー12季目が始まった。2位で初日を終え、「良かったと思います」と振り返った。
最終組で回り、5~8番で4連続バーディーを奪って勢いに乗った。支えたのは、シャフトが中央に取り付けられたパターに替えて臨んだパットだ。6番は約6メートル、7番ではグリーン縁から約7メートルを沈めた。後半に入っても、11番で約9・4メートルのロングパットを決めた。パット以外でも好ショットが光った。15番パー5では第2打でピンまで約1・7メートルにピタリと寄せ、鮮やかにイーグルを奪った。
新しいパターについて、「たまたま、違う人が使っているパターが良かったので、それと同じものをオーダーした」と言いつつも、「根拠がないと替えない。今日はうまくいった」と手応えを語った。