少子化対策で?……岡山県が“同窓会推し” 知事「子どもを増やす時にすごくいい」 全国でも注目ナゼ【#みんなのギモン】
■上限10万円も…全国の自治体で補助
徳島アナウンサー 「よく調べてみると、奈義町が珍しい取り組みをしているというわけではありませんでした。岡山県では他にも3つの自治体が同窓会への補助を行っていて、全国では茨城県結城市や福井県おおい町、滋賀県甲賀市、奈良県吉野町では上限10万円まで補助が出ます」 「長野・木島平村は1人あたり2000円で、担任の先生の分も補助されます。他にも、北海道の秩父別町や上川町、群馬県中之条町、静岡県小山町、福井県の越前市や坂井市、兵庫県の淡路市や南あわじ市、愛媛県伊予市などで同窓会補助が実施されています」 刈川キャスター 「河出さんから担任の先生を囲む会の話がありましたが、なかなかこういう機会がないと会えないので、昔話に花を咲かせて絆を深めるというのは、普段の仕事を頑張れるパワーにもなるので、そういった意味でもいいなと思います」 河出アナウンサー 「私も本当に刺激を受けました」
■念頭はUターン…「気づき」も?
徳島アナウンサー 「共通の思い出があると話は弾みやすいですからね。今回挙げた自治体の多くは、やはりUターンを念頭に置いているということで、そこからふるさとに戻った人が子どもを産んだら出生率アップにつながる、という考え方もあります」 「そのきっかけとして、同窓会が注目されているということです。岡山県の伊原木知事は『同級生それぞれ、違う仕事と違う人生のステージにいて、そのみんなが同窓会で集まることで、いい気づきもあるかもしれない』などと話していました」 藤井アナウンサー 「同窓会を企画する幹事は、“元気系”の人が多いんですよ。そうすると、あんまり元気じゃなかったクラスメイトに声をかけて、『僕はいいかな…』と思ってしまう可能性もあるので、その垣根をまず個人個人が乗り越えていくことが第一歩かもしれないですね」 徳島アナウンサー 「そうですね。参加に勇気もいりますよね。ただ、こうして地元の良さや人とのつながりなど、さまざまなことに気づくきっかけになるといいなと思います」 (2024年2月20日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)
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