【独自解説】『ファッション代横領疑惑』に『シャネルのジャケット“借りパク”疑惑』… “ファッション外交”で名を馳せた韓国・ムン・ジェイン前大統領の妻キム・ジョンスク夫人に疑惑再燃!「検察が召喚する可能性も」
■第2の疑惑:「『シャネル』のジャケット“借りパク”疑惑」 問題は“行方”ではなく結局“カネ”か
続いての疑惑は、『シャネルのジャケット“借りパク”疑惑』です。 2018年のフランス訪問時に着ていたハングルモチーフのジャケットは『シャネル』のもので、約100万円という高価なものでした。ただ、それはレンタルで、その後返却したということになっていました。 しかし2022年、この時のジャケットとされる衣装が仁川(インチョン)空港に展示されましたが、ネットでは「服の濃淡が違う」「ハングルモチーフの位置も違う」といった声があがり、この2つは別物だと議論に。 2022年3月の時点では、韓国政府は「このジャケットはシャネルに返却し、シャネルが国立ハングル博物館に寄贈したものだ」としていて、シャネル側も同じ証言をしていました。
ところが、1か月後の2022年4月、「展示されたジャケットは、博物館の要請で別途製作・寄贈したもの。夫人が着たジャケットは返却後、フランスのシャネル本社で保管しています」と証言を変えました。つまり、“別物である”と認めたことになります。
しかし、『国民の力』ソウル市議会議員が「本社で保管されているというが、誰も見た人がいない」と追及し、検察に告発。このような追及の声が高まったことで、検察は調査に乗り出し、2024年7月には国立ハングル博物館長などを事情聴取しました。同月末には、ジャケットを最初に展示した駐フランス韓国文化院の元院長を、参考人として調査したということです。
疑惑のジャケットについて、李教授は「キム・ジョンスク夫人本人が持っていると見られている。検察が召喚する可能性が高い」との見解を示しています。 Q.キム・ジョンスク氏は、検察に召喚されますか? (李教授) 「そう噂されていて、じきに召喚されるといわれています。問題は、大統領府関係者も最初は『そのジャケットは返した』と言いましたが、シャネル本社がそれを貰ったって、“使い道”がないんです。体格の良いキム・ジョンスク夫人に合わせて作ったものなので売ることもできないし、展示もできません。だから、行方もですが、買ったときのお金をどこから捻出したのかが問題になっています」 (「情報ライブ ミヤネ屋」2024年8月14日放送)
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