【巨人】首位・広島に今季4度目のサヨナラ勝ち! 栗林から丸がサヨナラ弾 戸郷が7回1失点 9回2死から暴投で同点許すも
■プロ野球 巨人3×ー2広島 (延長10回)(28日 東京ドーム) 巨人は広島にサヨナラ勝ちを収めた。10回裏、相手5番手・栗林から丸がカットボールをライトスタンドに運んだ。今日4安打目が5号サヨナラ弾となり、貯金1となった。5番手・高梨が今季2勝目を挙げた。丸は5打数4安打で打率.310でヤクルト・サンタナの打率.309を上回り首位打者に立った。 5回、先発の戸郷は堂林の今季1号のソロを浴び、1点を先制される。それでも打線は5回裏、吉川とヘルナンデスの連続タイムリーで勝ち越しに成功する。しかし、1点リードで迎えた9回、3番手・バルドナードが2死三塁から暴投の間に同点を許し、試合は延長戦に突入していた。 戸郷が今季14試合目の先発登板。ここまで6勝4敗、防御率2.03、前回登板のヤクルト戦(21日)では6回3失点で負け投手となっている。 初回、戸郷は先頭の秋山に死球で出塁を許すが、続く野間を併殺に打ち取る。3番・上本から空振り三振に奪い、無失点に抑えた。 打線は昨日と同じスタメンを組んだ。 1回裏、先頭の1番・丸が相手先発・床田からセンター前ヒットで出塁。バントで得点圏に進むが、3番・ヘルナンデスはセンターフライ、4番・岡本和はレフトフライで無得点に終わる。 打線は2回、1死から6番・岸田がライト線への二塁打を放つ。続く立岡は三振、門脇は四球で2死一・二塁とするが、戸郷は空振り三振で無得点に終わる。 3回、2死から床田にこの試合初のヒットを打たれたが、続く秋山をレフトフライに打ち取った。 3回裏、先頭の丸が2打席連続のヒットで出塁。ヘルナンデスがフェンス直撃の二塁打で1死二・三塁のチャンスを作る。続く岡本和の打球を小園が後ろ向きでスライディングキャッチ。二塁走者のヘルナンデスが飛び出しており、ダブルプレーで無得点に終わる。 4回、先頭の野間に四球で出塁を許す。バントで得点圏に進まれるが、4番・小園を空振り三振、続く坂倉をライトフライで無失点に抑える。 5回、先頭の6番・堂林にストレートをレフトスタンドに運ばれる。1号ソロを浴び、先制を許す。 打線はその裏、先頭の門脇が内野安打で出塁。2死三塁から2番・吉川が右中間へのタイムリー三塁打で同点に追いつく。さらに続くヘルナンデスがショートへのタイムリー内野安打で勝ち越しに成功する。 6回、先頭の野間にセンター前ヒットを打たれる。小園に四球を与え、1死一・二塁とするが、坂倉をショートへの併殺に打ち取り無失点。 7回、相手2番手・黒原が登板。2死から丸が猛打賞となるレフト前ヒットで出塁するが、吉川はセカンドゴロに倒れた。 8回、2番手・ケラーが登板。1死から秋山にヒットを打たれる。牽制悪送球で二塁に進まれるが、野間を空振り三振、上本をファーストフライで無失点に抑える。 8回裏、相手3番手・コルニエルが登板。先頭のヘルナンデスが猛打賞となるセンター前ヒットで出塁。しかし代走・重信が盗塁失敗すると、後続も凡退し得点を奪えず。 9回、3番手・バルドナードが登板。先頭の小園にヒットを打たれる。バントと内野ゴロで2死三塁となると、暴投の間に小園の生還を許し、試合は振り出しに戻った。 9回裏、相手4番手・森浦に三者凡退に抑えられ、試合は延長戦へ。 10回、4番手・西舘が登板。先頭の菊池に四球を与えると、バントで1死二塁に。ここで5番手・高梨が登板。代打・二俣に四球で1死一・二塁となるが、野間をファーストゴロ、上本をセカンドゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。 10回裏、相手5番手・栗林が登板。1死から丸がライトスタンドにサヨナラ弾となる5号ソロを放ち、ゲームセット。