パトリック選手ゴール連発も連勝できないグランパス…降格争いに巻き込まれる恐れ?
1点返すのがやっと…痛い敗戦
もう1試合、17日には同じくホームの豊田スタジアムでJ1第27節・サンフレッチェ広島戦。 城所「1-2で負けました。ちょっと言葉にならないんですけど、前半はすごく良かったと思うんです。DF三國ケネディエブス選手の体幹の強さを感じられたり、DF野上結貴選手の動きが良かったりした。後半に失点してから一気に崩れて」 そう、前半は得点まで行けずとも攻撃の形を保ち、何とか守備陣も機能していました。しかし、後半3分に広島のDF荒木隼人選手が先制、後半10分にもFW加藤陸次樹選手に追加点を入れられ、0-2に。 防戦一方となる中、何とか後半43分にFWキャスパー・ユンカー選手が1点返したものの、それ以外はいいところがないまま敗戦となりました。 ユンカー選手が得点した際、スタジアムは一気に盛り上がりあわよくば同点に持ち込めるのでは?という雰囲気になったと話す城所。しかし、もう1点取るには残り時間が少なすぎたのが全てです。 19日時点で、グランパスは勝ち点34の14位に後退。5月以来2連勝がなく、他チームの勝敗次第で降格争いに巻き込まれる恐れが高まっているのが心配です。 次の試合は、24日にJ1第28節・アウェイのレモンガススタジアム平塚で、19日時点17位の湘南ベルマーレと対戦します。 (葉月智世)