中学生の姪に「デパコス一式」をねだられています。安く見積もっても「5万円」近くするんですが、最近の子はみんなこんな高価なプレゼントをもらうのですか?
姪や甥をかわいがっていて、ついお小遣いやプレゼントをあげてしまう人は多いのではないでしょうか。しかし、誕生日やクリスマスにあまりにも高額なものをねだられたら困ってしまうでしょう。 今回紹介するのは、中学生の姪に5万円近くするデパコス(デパートコスメ)一式をねだられているケースです。令和の中学生は、5万円近くする高価なプレゼントをもらうのが普通なのでしょうか。
親戚の子どもへのプレゼントは3000円~5000円未満が相場
株式会社クオカードが20代以上の男女を対象に行ったアンケート調査によると、中学生に贈るプレゼントの金額は贈る相手との関係性によって大きく変わることが分かりました。 自分の子どもには「5000円~1万円未満」が40.6%で最多、親戚の子どもには「3000円~5000円未満」が35.7%で最多、次いで「1000円~3000円未満」が29.9%、「5000円~1万円未満」が24.1%となっています。この結果から、姪に5万円近くする高価なプレゼントを渡すのは一般的ではないといえるでしょう。 また、同調査では親戚の中学生女子に贈った誕生日プレゼントの品目についても調査しています。誕生日プレゼントの品目で最も多かったのは「ギフトカード」で、2位以降は「洋服」、そして「現金」と続きます。5位以内にコスメはランクインしていませんでした。
デパコスを使う中学生は少数派
中学生が5万円近くする高価なプレゼントをもらうことは一般的ではないことが分かりました。では、次に中学生がデパコスを使うことは普通なのかを検証します。 株式会社TesTeeが行った「中学生・高校生のお小遣いに関する調査【2022年版】」によると、中学生の1ヶ月あたりのお小遣い額は「1000円~3000円未満」が55.0%で最多でした。毎月1万円以上のお小遣いをもらっている中学生はわずか2.0%です。このお小遣い額の中から、デパコスの購入費を捻出するのは簡単なことではありません。 毎月のお小遣いやお年玉をためてデパコスを購入している、もしくは親に買ってもらう中学生もいるでしょう。しかし、デパコスを愛用している中学生は少数派で、プチプラコスメを使用している中学生が多いと予想できます。