吉本興業が会見 宮迫さんらの主張受け(全文12)認識の違いがあるので話したい
新人に何を伝えているのか
ITmedia:すみません、ITmediaの後藤と申します。 岡本:お願いします。 ITmedia:お願いします。吉本興業では契約書を紙では作らず口頭でやるし、今後もその方針は変えないですよということを大崎会長がメディアにご回答されてたかと思うんですけれども、これについてハリセンボンの近藤春菜さんが『スッキリ』という番組で、口頭ではそういったお話しを聞いた覚えはないというふうなお話もされてたかと思うんですが、例えば新人さんのタレントさんが吉本さんで働くってなった場合、どういったことを吉本さんとしてはお話しされたりとか、こういうことを守らなきゃいけないですよっていうふうにお伝えしているつもりでいらっしゃいますでしょうか。 岡本:4年前、5年前。NSCを卒業した生徒さんたちには、卒業時に誓約書という、それもコンプライアンス順守の内容の書類なんですけれども、それにサインをしていただいて、うちの仕事をやっていただくということで、いております。もちろん基本は契約書なしで人間関係でっていうものはベースであることは変わらないと思いますけれども、多岐にわたるタレントさんがおられますので、今回のことを踏まえて、いろんなお話を聞きながら、どういう形が模索できるかということをやれていければと思っております。 ITmedia:すみません、重ねての質問で恐縮なんですが、例えば今日まで、従来のお話なんですが、契約書がないってなると、例えばタレントさんが何か問題を起こして損害賠償請求をしなきゃいけないみたいなことになっちゃったときに、会社側としては基準がないので、どういうふうにそのタレントさんに損害を請求するのかとかいうことで、もめてしまうのではというふうに思ってたんですけど、そういったところっていうのは、これまではどういうふうに解決されてきたんでしょう。 岡本:過去、一度も、タレントさんが事件や事故を起こしてクライアントさんに損害を与えた場合も、一度も請求をしたことはありません。 ITmedia:ありがとうございました。 笠井:ありがとうございます。そのほかご質問。じゃあ一番端。