「ゲームや動画に依存しない子」にするために、YouTuberパパが徹底した3つのルール
テレビやゲーム、動画は、子どもにとって魅力的で楽しいもの。だけど、「それしか楽しめない子になってほしくない」というのが、親の想いではないでしょうか。 YouTuberの子どもはYouTubeを何時間見る? 人気YouTuberのヒロアキさんが考える、親子の「エンタメへの向き合い方」とは? 著書より抜粋しご紹介します。 ※本稿は、おうちごっこ ヒロアキ著『家族を笑顔にする32チャレンジ おうちごっこの子育て1年生』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集したものです。
エンタメを生み出す ~制限がある中での自由を楽しむ !~
テレビや動画は親も一緒! by ヒロアキ 受動的エンタメは、ひとりでその世界に入りこんでしまいやすいもの。それだけ楽しいものなんです。親がそばにいると、現実の世界にいながらエンタメを楽しめますよ。
まーちゃんから学んだこと
・全否定せず、「権利=自由」を与える テレビやゲーム、動画を楽しむことは、悪いことではありません。否定したり禁止したりすると、反発・反抗を生むこともあるでしょう。テレビやゲーム、動画は受動的なエンタメであるため、自分の意思で制限するのは難しいと思います。これは大人も同様でしょう。 そこで有効なのがルールです。ルールの内容は、家庭や子どもによって違ってよいと思います。我が家では、平日は宿題が終わってから夕飯までの間は自由にしています。夕飯が18時なので、そこまで長い時間ではありません。「制限がある中での自由」を楽しむことができています。 ・大人がそばにいて現実世界を感じさせる スマホ依存という言葉がありますが、これは大人のほうが深刻ですよね。誰にも制御されませんから、その世界に入ったらぬけ出せません。 まーちゃんが幼児だったころ、みきちゃんは一緒に子ども番組を見ていました。そこから、親子の会話が生まれます。それはテレビの世界に没入せず、テレビの前にある現実の世界で楽しんでいるといえます。大きくなったら、時折の声かけが有効だなと感じています。よく、子どもが話しかけているのに、親がスマホに夢中で上の空、という話を聞きます。そうならないように、私とみきちゃんは、できるだけスマホを見ないようにしています。 ・エンタメの選択肢を増やす 夕飯を食べて、お風呂に入って、自分のやるべきことをしたら、寝るまでは自由時間。我が家ではカードゲームやボードゲームをして盛り上がる日もあれば、ごっこ遊びをする日もあります。まーちゃんは、テレビやゲーム、動画以外の楽しみを知っているんですよね。私自身、テレビもゲームも漫画も大好きで、今は動画を配信している立場なので、それらの魅力をよくわかっているつもりです。自身が配信している動画も、そこからみなさんの会話が広がればいいなと思っています。なにかに夢中になるのはすばらしいことですが、それ以外のものの魅力も知ってほしいですね。
ヒロアキのイケメンワード
「画面の中にも外にも世界が存在 画面の外で喜ばせる自信がある」 「私の配信する動画を楽しんでくださっているみなさん、いつも本当にありがとうございます。もっとみなさんが楽しめるものをつくっていきたいと思います」 ただ、動画に映されていない、我が家での様子に勝るものは配信できない。カメラのないところで、私は家族を笑わせ、まーちゃんもみきちゃんも、カメラのないところで私を喜ばせてくれているんだ。編集を入れられないLIVE配信こそが、究極のエンタメだね。
おうちごっこ ヒロアキ