愛知・大村知事が独自の“緊急事態宣言”(全文3完)病床の拡大準備はできている
愛知県の大村秀章知事は10日午後、県庁内で新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開いて県独自の緊急事態宣言を出した後、記者会見を行った。 【動画】愛知県が緊急事態宣言 大村知事「国と足並みそろえ」自粛呼び掛け ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「愛知県が緊急事態宣言 大村知事「国と足並みそろえ」自粛呼び掛け(2020年4月10日)」に対応しております。 ◇ ◇
愛知県感染症対策本部に医療専門部会を設置
朝日新聞:医療体制についてお伺いしたいんですけど【******00:44:12】。愛知県内で感染者が出た場合は基本的に入院をしていただいていて、軽症だと判断された場合に関しては一時入所施設、宿泊施設【************00:44:24】、感染者が【******00:44:26】状況にあって、今後、この宣言が出たとして【************00:44:32】という形に変わっていくのかということをお願いします。 大村:これは3月1日、そして3月19日に発出された厚生労働省の通知というのがありましたよね、医療体制の確保という。その中にそういう形のものが書かれてるんですね。いわゆる今は感染症、指定感染症ですから、全て入院措置だと。しかし、ある一定のところで感染が拡大した場合には、県単位で判断をして重症者に特化をして、軽症者は自宅療養もしくは宿泊施設という形にする。その際にこのそれぞれの県で、医療関係の専門家の意見を聞いて判断する、こういう手順になっております。 なので私ども、愛知県感染症対策本部に医療専門部会というのを3月18日につくりました。そこに医療関係の専門家の方に入っていただいておりますので、そういった状態になれば、そういった医療の関係の専門家の皆さんのご意見をしっかりお聞きをした上で、そこは宣言というかメッセージを明確に出して、今からはこういうふうにステージが変わりますよということを県民の皆さんにお知らせをしていなければいけないというふうに思っております。 ですから、今、日々の感染者の、ですから私もずっと一貫して2月から申し上げてますが、日々の感染者と、そして退院とが出てきますので、入院者の推移を、毎日見て、追い掛けていって、そしてそこでどう判断するかということを日々見ております。もちろん、そういうふうに切り替える、ステージを切り替える準備、シミュレーションは全部できております。