今季限りでクビか、大幅減俸か? 「危ない大物選手」5人の“実名”
野球に取り組む姿勢、若手選手や裏方への接し方も評価対象
その一方で、“成績以外の部分”が評価されることもあると指摘するのは、セ・リーグ球団の編成担当者だ。 「当然、選手を評価するコーチや査定担当も人間ですから、成績以外のところも見ています。普段の野球に取り組む姿勢や若手選手、裏方の人間への接し方、そういうところが評価できると、もう一回チャンスをあげたいとなりますよね。あとは結果が出なくなった時に、選手の人間性が出てくる。苦しい状況の中で、どのように振る舞えるかが大事だと思いますね」 現在、所属している球団から自由契約となっても、他球団からオファーを受けて現役続行する選手は毎年必ず出てくる。今回、名前を挙げた選手も一時代を築いてきた。1人でも多くの選手が来季以降、再び力を発揮してくれることを期待したい。
西尾典文(にしお・のりふみ) 野球ライター。愛知県出身。1979年生まれ。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行う。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員。 デイリー新潮編集部
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