【別府競輪(ナイター)GⅢ開設記念】「最近は流れがいい」南潤が抽選で見事に特秀に進出
<27日・別府競輪・3日目> <記者コラム・野口雅洋の1000円勝負> 3日目の特選8Rはレース直前に激しい雷雨のため、中止になった。特選は3位までが最終日の特秀、4~6位が特選、7~9位が選抜と行き先が違う。特秀は5着が111点、選抜は同99点と雲泥の差だ。 中止になり、車番順に1~30の玉が入ったガラポン抽選器を回して出た目が少ない順にみなし着位が上位となる。南潤は3番車で「3」。その時点で最上位で、「これなら大丈夫と思いました」と喜んだ。だが、「次の竹内翼さんが2を出したんです。ヤバいかもと思いました」。出た玉は抽選器に戻されるため、1や2が何度も出る可能性がもある。 だが心配無用で、無事みなし着位は2位。前検日から「最近は調子がいいというより、流れがいい」と言っていたように、抽選運も味方。「1日休めたのは大きい。最後はしっかり自分の走りをしたい」。最終日は腕ではなく、脚を好回転させて上位着を手にする。 ▼10R(南潤) 自力型には捲りタイプが多く、どちらかといえば先行型は南だけ。早めにカマして池野健太と決める。7=4―12359。 ▼11R(大矢崇弘) 先月GⅢを初優勝して大きな自信となった。吉田有希の番手から抜け出す。4―259―2597、4―7―2。