ニューカッスルは今夏ディフェンスライン強化へ ACミランのトモリ獲得に向け接触を図る
すでにケリーを獲得
今夏の補強第一号として今シーズン終了後にボーンマスを退団したDFロイド・ケリーを獲得したニューカッスル。 フラムを退団したDFトシン・アダラビオヨの獲得の噂も浮上していたニューカッスルだが、同選手は最終的にチェルシーへの移籍を果たし、獲得することはできなかった。しかし、プレミアリーグ4位フィニッシュした2022-23シーズンより2倍近く失点を増やしてしまった今シーズンを経て、さらなる守備陣強化を目指しているようだ。 英『Football Insider』によると、ニューカッスルはACミランでプレイするフィカヨ・トモリ(26)の獲得を検討し、同選手の代理人に接触したという。チェルシーのアカデミー出身のトモリは2021年冬にミランへレンタル移籍を果たすと、同年6月にミランは買取オプションを行使し、完全移籍を果たす流れとなった。ミランでは21-22シーズンのスクデット獲得に貢献するなど、主力選手の1人だ。 今シーズンも公式戦35試合に出場し4ゴールをマークしており、ミランの守備陣を支える選手の1人として君臨。2027年までトモリとミランの契約は残っているが、ニューカッスルは同選手をプレミアリーグで連れ戻したいと考えているという。 ここまでディフェンスラインの強化に力を入れているニューカッスルだが、同クラブは財政的な側面から主力選手の売却に動かなければならない可能性が高く、FWミゲル・アルミロンやMFブルーノ・ギマランイスといった選手の去就が注目されている。 選手の売却や新戦力の補強と慌ただしい夏を送る可能性があるニューカッスルの今後の移籍市場での動きに注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部