【横浜好き】ベイスターズで昨季達成された記録と今季達成されそうな記録
連盟記録ではありませんが、投手では東克樹が2023年8月4日の阪神戦から、2024年9月3日の広島戦(同)まで、32試合連続クオリティ・スタート(先発で6回以上を投げて自責点3以内)を記録しています。
2リーグ制以降では、2012-13年の東北楽天・田中将大の34試合に次ぎ、2015-16年の広島・ジョンソンと並ぶ歴代2位の記録で、2020年のトミー・ジョン手術から復帰以降、抜群の安定感を数字で示した形となりました。
レギュラーシーズン以外では、日本シリーズで桑原将志が第2戦からシリーズ新記録となる5試合連続打点を記録。これまでの日本シリーズの連続打点は4試合(過去12人)が最長でした。
このシリーズで9打点をマークした桑原ですが、1シリーズで9打点以上はNPB史上8人目。6試合でのシリーズ9打点は1966年長嶋茂雄(巨人)、1985年バース(阪神)の2人に並ぶ最多タイ記録で、当然のごとくシリーズMVPに選出されています。
26年ぶりの日本一達成となった昨季も様々な記録が達成されましたが、27年ぶりのリーグ制覇を目指す今季はどんな達成されそうな記録があるのでしょうか。最後にまとめておきましょう。
今季、達成可能なもっとも大きな記録と言えば、達成すれば名球界入りの資格にもなる通算250セーブにあと19と迫っている山崎康晃でしょう。
近年は守護神剥奪の時期も長く、新守護神の座に座った森原康平の存在もありますが、球団所属選手では2013年の中村紀洋以来、生え抜き選手では2006年の石井琢朗、投手では2000年の佐々木主浩(達成時はマリナーズ所属)以来となるベイスターズからの名球会、見たいものです。
山崎は今季54試合に登板すれば通算600試合登板に達しますが、それだけフル回転できれば、チームの悲願にも近づくかもしれません。その他では森唯斗が通算500試合登板まで残り19、通算150セーブまで残り23となっています。